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移行評価スキャン: BCS

データを移行する前に、BSC を使用して問題を解決する方法を説明します。

概要

Business Connectivity Services (BCS) は、Office SharePoint Server 2007 用に作成されたビジネス データ カタログの機能強化版として SharePoint 2010 において導入されました。 BCS を使用することで、SharePoint は、Windows Communication Foundation (WCF) サービスまたは Open Data (OData) エンドポイントによって公開される他のデータ駆動アプリケーションに加えて、SAP、ERP、CRM などの外部データ システムのデータにアクセスできます。

データ移行

BCS アプリケーションは移行先環境に移行されません。 アクセスしているデータの種類および場所によっては、BCS ハイブリッド ソリューションの実装が必要になる場合があります。

重要

SharePoint で "アクセスなし" (ロック済み) として構成されているすべてのサイトはスキップされます。 ロックされているサイト コレクションの一覧を見るには、[ロックされたサイト] スキャン出力を参照してください。

移行の準備

移行元環境に展開されている BCS アプリケーションを確認し、それらのアプリケーションが移行後に必要かどうかを決定します。 必要な場合は以下のようにします。

  • ハイブリッド BCS 構成を構成します。

  • インターネットにアクセスするために必要なデータ ソースを公開して、移行先環境から接続できるようにします。

その後、移行検証フェーズ中の任意の時点で、移行先環境に更新された BCS アプリケーションをプッシュします。

移行後

BCS アプリケーションに依存するソリューションが新しく展開された BCS アプリケーションで機能することを確認します。

スキャン結果レポート

次の表では、 BCSApplications-detail.csv レポートの列について説明します。

このファイルには、移行先環境に展開される BCS LobSystem 定義と、定義およびその用途の識別に役立つ情報が含まれます。

説明
名前
BCS 定義の名前。
説明
BCS 定義の説明。
名前空間
BCS 定義に関連付けられた名前空間。
バージョン
BCS 定義のバージョン。
LOBSystemType
BCS 定義で使用されるシステムの種類。
LOBEntities
BCS 定義で見つかったエンティティ。
LOBName
BCS 定義で見つかった会社名の行。
ScanID
SharePoint 移行評価ツールの特定の実行に割り当てられた一意の識別子。