仮想マシンでの "FSLogix_unsupported_environment" エラーとOneDrive 同期 エラー
現象
FSLogix を使用して構成された仮想マシンでは、OneDrive 同期 クライアントを同期できないため、次のエラー メッセージが表示されます。
OneDrive が同期できない
ヘルプについては、システム管理者にお問い合わせください。
エラー コード: FSLogix_unsupported_environment
さらに、エラー メッセージ ウィンドウを閉じると、OneDrive 同期 クライアントが閉じます。
原因
この問題は、FSLogix 2009 修正プログラム 1 より前の FSLogix バージョンを使用する仮想マシンで、OneDrive 同期 クライアントがブロックされているために発生します。 これらの以前のバージョンは、Microsoft ではサポートされなくなりました。
解決方法
この問題を解決するには、OneDrive 同期 クライアントを使用するすべての仮想マシンに最新バージョンの FSLogix をダウンロードしてインストールします。
詳細
管理者は、次のいずれかの方法を使用して、環境内で実行されている仮想マシン上の FSLogix のバージョンをチェックできます。
複数の仮想マシンで FSLogix のバージョンを確認する
メモ: 次の PowerShell スクリプトは、そのまま提供され、Microsoft ではサポートされていません。
FSLogix バージョン検証スクリプトを使用します。
1 つの仮想マシンで FSLogix のバージョンを確認する
FSLogix FRX コマンド ライン ツールを使用します。
C:\Program Files\FSLogix\Apps\frx.exe version
次の PowerShell コマンドを実行して、
InstallVersion
FSLogix レジストリ キーのプロパティを取得します。(Get-ItemProperty -Path HKLM:\SOFTWARE\FSLogix\Apps).InstallVersion
次の PowerShell コマンドを実行して、システムにインストールされている Microsoft FSLogix Apps のバージョンを取得します。
$uninstallPath = "HKLM:\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall" $appCheck = Get-ItemProperty -Path $uninstallPath\* | Where-Object { $_.DisplayName -eq "Microsoft FSLogix Apps" } ($appCheck | Where-Object {$_.EstimatedSize -eq ($appCheck | Measure-Object -Maximum EstimatedSize).Maximum}).DisplayVersion