Web.config ファイルの requestFiltering 要素の設定が正しくありません (SharePoint Server)
適用対象:2016 2019 Subscription Edition SharePoint in Microsoft 365
ルール名: Web.config ファイルの requestFiltering 要素の設定が正しくありません。
概要: + 文字を含むファイル名をサポートするには、Web.config ファイル内の requestFiltering 要素に allowDoubleEscaping 属性を True に設定し、ファイルのアップロードを妨げないように maxAllowedContentLength 値を 2147483647 に設定した requestLimits 要素が必要です。
原因: Web.config ファイルの requestFiltering 要素の設定が正しくありません。
解決策: Internet Information Services (IIS) の Web.config ファイルの requestFiltering 設定を変更します。
この手順を実行するユーザー アカウントがファーム管理者グループのメンバーであることを確認します。
このイベントの発生元のサーバーを特定します。 SharePoint サーバーの全体管理 Web サイト の [監視] セクションで [問題とソリューションの確認] をクリックし、 [失敗したサーバー] 列でサーバーの名前を探します。 サーバー ファームに複数の失敗したサーバーがある場合、失敗した各サーバーで以下の手順を繰り返す必要があります。
次の手順を実行するユーザー アカウントが、前の手順で特定した、ローカル コンピューターの Administrators グループのメンバーであることを確認します。
このイベントが発生しているサーバーにログオンします。
サーバー マネージャーで、[ツール] をクリックし、[インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー] を選択します。
インターネット インフォメーション サービスの管理コンソールの [ 接続] ウィンドウで、サーバー名のツリー ビューを展開し、[ サイト] を展開します。次に、requestFiltering の設定を変更するサイトをクリックします。
サイトのホーム ページで、 機能ビューに切り替えて、[ 管理] セクションの [ 構成エディター] をダブルクリックします。
[ セクション] ボックスの一覧で、[ system.webServer]、[ security] の順に展開し、[ requestFiltering] をクリックします。
[構成エディター] ページで、次の属性または要素が存在し、正しく構成されていることを確認します。
allowDoubleEscaping 属性が True に設定されている。
requestLimits 要素が存在する。
requestLimits 要素の maxAllowedContentLength 属性の値が 2147483647 に設定されている。
詳細については、「 方法: プログラムによって Web.config 設定を追加および削除する」を参照してください。
- これらの設定を変更したら、[ 操作] ウィンドウの [ 適用] をクリックします。