Active Directory のマネージャー レポート構造にエラーがあると、人の検索の関連性が最適化されません (SharePoint Server)
適用対象:2016 2019 Subscription Edition SharePoint in Microsoft 365
重要
この正常性アナライザールールは、SharePoint Server 2013 の KB4011601 および SharePoint Server 2016 の KB4011576 で削除されたため、SharePoint 2010 にのみ適用されます。
ルール名: ユーザー検索の関連性は、Active Directory がマネージャーのレポート構造にエラーがある場合に最適化されません。
概要 Active Directory ドメイン サービス (AD DS) では、会社のリーダーについてのみ、 Manager プロパティを NULL に設定するようにします。 他のユーザーの Manager プロパティを NULL に設定すると、人の検索の関連性が低下します。 人の検索の関連性を最適化するには、会社のリーダーを明示的に指定します。 人の検索ではこの情報を使用して、関連性を向上させます。
原因: 会社のリーダーが明示的に指定されていません。
解決策: 会社のリーダーを指定します。
- 次のメンバーシップがあることを確認します。
SQL Server インスタンスにおける securityadmin 固定サーバー ロール。
更新するすべてのデータベースに対する db_owner 固定データベース ロール。
Microsoft PowerShell コマンドレットを実行しているサーバー上の管理者グループ。
上に示した最小要件を満たすために必要なメンバーシップを追加します。
管理者は Add-SPShellAdmin コマンドレットを使用して、SharePoint Server コマンドレットを使用する権限を付与できます。
注:
アクセス許可がない場合は、セットアップ管理者または SQL Server 管理者に連絡してアクセス許可を要求してください。 PowerShell のアクセス許可の詳細については、「 Add-SPShellAdmin」を参照してください。
SharePoint 管理シェルを起動します。
PowerShell コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。
$upaProxy = Get-SPServiceApplicationProxy <AppID>
ここで、<AppID> はユーザー プロファイル サービス アプリケーション プロキシの GUID です。 For more information, see Get-SPProfileLeader.
次のコマンドを入力します。
Add-SPProfileLeader -ProfileServiceApplicationProxy $upaProxy -Name "<Domain\UserName> "
ここで、<Domain\UserName> は、リーダーとして追加するユーザー アカウントです (Contoso\Joe.Healy など)。 For more information, see Add-SPProfileLeader.
確認を求めるメッセージが表示されます。 「 Y」と入力して、確認します。
User Profile アプリケーションの開始アドレス (URL) が含まれるコンテンツ ソースでフル クロールを実行します。
さらにユーザー アカウントを会社のリーダーとして追加する場合は、このコマンドを繰り返し実行します。