State Service 接続が構成されていないため、Web ブラウザーで InfoPath Forms Services フォームを入力できません (SharePoint Server)
適用対象:2016 2019 Subscription Edition SharePoint in Microsoft 365
ルール名: State Service 接続が構成されていないため、Web ブラウザーで InfoPath Forms Services フォームを入力できません。
概要: InfoPath Forms Services では State Service プロキシにサービス接続している Web アプリケーションを使用して、HTTP 要求間のデータを格納します。 サービス接続がないと、ユーザーはブラウザー対応の InfoPath フォームを開いたり入力したりできません。
原因: Health Analyzer 通知内にある Web アプリケーションに、State Service に対するサービス接続が構成されていません。
注:
Infopath フォーム サービスは削除され、SharePoint Server サブスクリプション エディションの Microsoft ではサポートされなくなりました。 Infopath フォーム サービスの代替候補として、Microsoft Power Apps を探索することをお勧めします。
解決策: SharePoint サーバーの全体管理 Web サイト を使用してサービス接続を構成します。
この手順を実行するユーザー アカウントが Farm Administrators グループのメンバーであることを確認します。
State Service が既に存在する場合は、正常性アナライザー ルールに記載されている Web アプリケーションに State Service を関連付ける必要があります。
サーバーの全体管理の [アプリケーション構成の管理] で、**[Web アプリケーションの管理]** をクリックします。
[Web アプリケーション] ページで、サービス接続を構成する Web アプリケーションをクリックし、リボンの [ サービス接続] をクリックします。
[ サービス アプリケーションの関連付けの構成 ] ダイアログで、[ State Service ] チェック ボックスがオンになっていることを確認し、[OK] をクリック します。
Microsoft PowerShell を使用して新しい State Service アプリケーションを作成する
- 次のメンバーシップがあることを確認します。
SQL Server インスタンスにおける securityadmin 固定サーバー ロール。
更新するすべてのデータベースに対する db_owner 固定データベース ロール。
PowerShell コマンドレットを実行するサーバーでの Administrators グループ。
管理者は Add-SPShellAdmin コマンドレットを使用して、SharePoint 2013 Products のコマンドレットを使用する権限を付与できます。
注:
アクセス許可がない場合は、セットアップ管理者または SQL Server 管理者に連絡してアクセス許可を要求してください。 PowerShell アクセス許可の詳細については、「Add-SPShellAdmin」を参照してください。
SharePoint 管理シェルを起動します。
PowerShell コマンド プロンプトで、次のコマンドを入力します。
New-SPStateServiceDatabase -Name "State Service Database" | New-SPStateServiceApplication -Name "StateServiceApp1" | New-SPStateServiceApplicationProxy -DefaultProxyGroup
詳細については、「New-SPStateServiceApplication」を参照してください。