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メモリ制限を超えたときのアプリケーション プールのリサイクル (SharePoint Server)

適用対象:yes-img-13 2013yes-img-162016 yes-img-192019 yes-img-seSubscription Edition no-img-sopSharePoint in Microsoft 365

ルール名: メモリ制限を超えたときのアプリケーション プールのリサイクル。

概要: メモリ制限が有効で、この制限を超えた場合のアプリケーション プールのリサイクル。 メモリ制限に基づいたリサイクルは、通常、64 ビット環境では必要がないので有効にしないでください。 不必要にリサイクルを行うと、リサイクルされたワーカー プロセスから要求が削除され、新しいワーカー プロセスに対して要求を行うエンド ユーザーのパフォーマンスが低下することがあります。

原因: メモリ制限を超えたときにアプリケーション プールがリサイクルされるように構成されています。

解決策: インターネット インフォメーション サービス (IIS) でアプリケーション プールのリサイクルの設定を変更します。

  1. この手順を実行するユーザー アカウントがファーム管理者グループのメンバーであることを確認します。

  2. このイベントの発生元のサーバーを特定します。 SharePoint サーバーの全体管理 Web サイト の [監視] セクションで [問題とソリューションの確認] をクリックし、 [失敗したサーバー] 列でサーバーの名前を探します。 サーバー ファームに複数の失敗したサーバーがある場合、失敗した各サーバーで以下の手順を繰り返す必要があります。

  3. 次の手順を実行するユーザー アカウントが、前の手順で特定した、ローカル コンピューターの Administrators グループのメンバーであることを確認します。

  4. このイベントが発生しているサーバーにログオンします。

  5. サーバー マネージャーで [ツール] をクリックし、 [インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー] を選択します。

  6. インターネット インフォメーション サービス管理コンソールの [ 接続] ウィンドウで、ツリー ビューを展開して、[ アプリケーション プール] をクリックします。

  7. [ アプリケーション プール] の一覧で、メモリ制限を無効にするアプリケーション プールを右クリックし、[ リサイクル] をクリックします。

  8. [ アプリケーション プールのリサイクル設定の編集] ダイアログの [ メモリ ベースの最大値 ] セクションで、[ 仮想メモリ使用量 (KB 単位)] と [プライベート メモリ使用量 (KB単位)] チェック ボックスをオフにし、[ 次へ] をクリックします。

  9. [ イベントをログにリサイクル する] ダイアログで、[完了] をクリック します

関連項目

その他のリソース

アプリケーション プールのリサイクル設定 <recycling>