検索結果の種類を管理する
サイト コレクション管理者またはサイト所有者は、結果の種類を作成して使用して、特定の種類のドキュメントの結果の表示方法をカスタマイズできます。
SharePoint には、従来の検索エクスペリエンスと、モダンな検索エクスペリエンスの両方があります。 従来の検索エクスペリエンスでは、検索の種類を使用して、検索システムが特定の種類のドキュメントまたは検索結果に使用する 表示テンプレート を指定します。 ドキュメントがすべて同じとは限らないので、検索結果も同じではありません。 結果の種類と表示テンプレートを使用すると、ユーザーが探している結果を簡単に見つけることができます。 最新の検索エクスペリエンスの結果の表示方法をカスタマイズすることはできません。 SharePoint での従来の検索エクスペリエンスと最新の検索エクスペリエンスの違いについて説明します。
結果の種類は、検索結果の型や結果のソースなど、検索結果と比較する 1 つ以上の条件と、検索結果がそれらの条件を満たす場合に実行するアクションを指定します。 アクションは、検索結果に使用する表示テンプレートを指定します。
たとえば、 Person という名前の構成済みの結果の種類では、検索結果が結果ソース の Local People Results から取得された場合は、 People Item 表示テンプレートを使用することを指定します。 People Item 表示テンプレートには、ユーザーが作成したドキュメントなどの情報がホバー パネルに表示され、それらのドキュメントにすばやくアクセスできます。
もう 1 つの例として、ContentType プロパティに Sales Report が含まれている場合に発生する結果の種類を指定し、売上レポート用の特定の表示テンプレートを用意します。 ユーザーはすぐに検索結果を売上レポートとして識別します。
詳細については、「 結果の種類と表示テンプレートを使用して検索結果の外観を変更する 」を参照してください。
選択できる構成済みの結果の種類は多数あり、新しいカスタム結果の種類を作成することもできます。 結果の種類は、サイト コレクション レベルとサイト レベルで構成できます。
新しい結果の種類を追加する
- サイト コレクションまたはサイトの [結果の種類の管理] ページに移動します。
サイト コレクションの場合は、サイト コレクションで 選択し、[サイトの設定] を選択します。 [サイトの設定] が表示されない場合は、[サイト情報] を選択し、[すべてのサイト設定の表示] を選択します。 [ サイト コレクションの管理] で、[ 検索結果の種類] を選択します。
サイトの場合は、[ 設定設定選択し、[ サイトの設定] を選択します。 [サイトの設定] が表示されない場合は、[サイト情報] を選択し、[すべてのサイト設定の表示] を選択します。 [ 検索] で、[ 結果の種類] を選択します。
- [ 結果の種類の管理] ページで 、次のいずれかの操作を行います。
[ 新しい結果の種類] をクリックするか、
既存の結果の種類の一覧で、[ 個人] などの結果の種類の名前をクリックし、[ コピー] をクリックして、コピーに変更を加えて新しい結果の種類を作成できるようにします。
[ 全般情報 ] セクションの [ 名前を付ける ] ボックスに、結果の種類の名前を入力します。
[ 条件 ] セクションの最初の一覧で、結果が一致する結果ソースを選択します。
[ 条件 ] セクションの 2 番目の一覧で、一致するコンテンツの種類を選択します。 すべてのコンテンツと一致するには、ルールをスキップします。 コンテンツ タイプをさらに追加するには、[ 値の追加] をクリックします。
管理プロパティに関連するより高度な条件を追加するには、[ その他の条件を表示する] を展開します。
最初の一覧で、一致するプロパティを選択します。
プロパティと 1 つ以上の値の関連付け方法を選択します。
ボックスにプロパティの 1 つ以上の値を入力します。 セミコロンを使用して区切ります。
一致するプロパティをさらに追加するには、[ プロパティの追加] をクリックします。
[ アクション] セクションで、表示テンプレートを選択します。 表示テンプレートの URL は、[ 表示テンプレート URL] の下に表示されます。
結果の種類が最も 頻繁に使用 される結果の種類の 1 つになる場合は、[頻繁に使用する最適化] ボックスをオンにします。
[保存] をクリックします。