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Business Connectivity Services ハイブリッド シナリオを外部リストとして展開する

適用対象:yes-img-13 2013yes-img-162016 yes-img-192019 yes-img-seSubscription Edition yes-img-sopSharePoint in Microsoft 365

この記事の手順では、外部リストを使用して外部データを統合する方法を示します。 この記事の手順を実行する前に、環境を既に Business Connectivity Services ハイブリッド シナリオ用に準備してあることを確認してください。

外部コンテンツ タイプを BDCM ファイルに手動で抽出する

構成した外部コンテンツ タイプは、手動で抽出し、拡張子 .bdcm のファイルとして保存します。 これは、Visual Studio 2012 を使用して実行します。 MSDN ライブラリの「 方法: アドイン スコープの外部コンテンツ タイプをテナント スコープに変換する」にある手順に従ってください。

この .bdcm ファイルは、次の手順で必要になります。

Microsoft 365 BDC メタデータ ストアの SharePoint に BDCM ファイルをインポートする

BDC モデル ファイルを Microsoft 365 の SharePoint にインポートする場合は、フェデレーション アカウント (ディレクトリ同期を使用してオンプレミスから Microsoft 365 にインポートされたアカウント) を使用して SharePoint 管理センター にサインインする必要があります。 このフェデレーション アカウントには、Microsoft 365 のグローバル管理者権限も付与する必要があります。 BDC モデルをインポートしてハイブリッド BCS を構成するとき、SharePoint Server に対して特定の呼び出しが行われ、その場面でフェデレーション ユーザー アカウントを使う必要があります。 また、このアカウントには、SharePoint Server でデータを読み込まれたユーザー プロファイルが必要になります。

Microsoft 365 BDC メタデータ ストアの SharePoint に BDCM ファイルをインポートするには

  1. SharePoint 管理センターの [その他の機能] に移動し、Microsoft 365 の管理者権限を持つアカウントでサインインします。

  2. [ BCS] で、[ 開く] を選択します。

  3. [ Business Connectivity Services] で [ BDC モデルと外部コンテンツ タイプの管理] をクリックします。

  4. [ 編集] タブで [ インポート] をクリックします。

  5. [ 参照] をクリックし、エクスポートした .bdcm ファイルを参照します。

  6. [ ファイルの種類] と [ 詳細設定] は既定の選択項目のままにして [ インポート] をクリックします。 インポートの間、BCS はモデル内の XML を検証し、接続設定オブジェクトを照会し、オンプレミスの OData ソースに接続します。

BDCM モデルを BDC メタデータ サービスにインポートすると、外部コンテンツ タイプが作成されます。 この外部コンテンツ タイプは、テナント全体で使用できます。

BCS ハイブリッド シナリオ用の外部リストを作成する

次の手順では、外部リストを作成します。

BCS ハイブリッド シナリオ用の外部リストを作成するには

  1. サイト所有者のアクセス許可を持つアカウント (フェデレーション アカウントでもある) を使用して準備したサイトを開きます。

  2. サイド リンク バーで、[ サイト コンテンツ] をクリックしてから、[ アプリの追加] をクリックします。

  3. [ 外部リスト] をクリックし、リストの名前を指定します。

  4. [ 外部コンテンツ タイプ] ボックスの横にある [ 外部コンテンツ タイプを選択します] リンクをクリックします。

  5. 作成した外部コンテンツ タイプを選択し、[ OK] をクリックしてから、[ 作成] をクリックします。

  6. 外部リストを開き、外部データが表示されることを確認します。

リストを作成した後、シナリオを検証します。

関連項目

概念

Microsoft 365 の SharePoint で Business Connectivity Services ハイブリッド ソリューションを展開する