HTML レンダリング要素のグローバル属性
適用対象: SharePoint 2016 |SharePoint Foundation 2013 |SharePoint Online |SharePoint Server 2013
Collaborative Application Markup Language (CAML) のビュー スキーマには、任意の CAML レンダリング要素を表すために使用できる複数のユニバーサル属性が提供されています。 これらの属性は、View schemaの標準要素および特殊要素に実装できます。
注:
これらの属性のいずれかが存在するということは、 TRUE であることを意味します (たとえば、 HTMLEncode を FALSE に設定することはできません)。
ユニバーサル属性には、次のものが含まれます。
AutoHyperLink
TRUE の場合は、ハイパーリンクと見なされる文字列 (例: www.microsoft.com
) のレンダリングをスキャンします。 これらの文字列が見つかると、ユーザーがハイパーリンクに従うことができるように、テキストの周囲に適切な <A>
タグが自動的に追加されます。 AutoHyperLink が TRUE に設定されていると、HTMLEncode も TRUE であると見なされます。
AutoNewLine
TRUE の場合、テキスト ストリームにタグを挿入<BR>
し、複数のスペースを改行しないスペース (
) に置き換えます。 この属性を有効にするには、AutoHyperLink を TRUE に設定する必要があります。 AutoNewLine が TRUE に設定されると、HTMLEncode も TRUE であると見なされます。
既定値
スパンテキストが何もない場合は、代わりにこのテキストをレンダリングします。 たとえば、「 <ows:XML><ListProperty Select="Description" Default="This list has no description"/></ows:XML>
」のように入力します。 前の例では、問題のリストの説明がない場合に既定のテキストをレンダリングします。
ExpandXML
TRUE の場合、レンダリングされたコンテンツを確認し、CAML インタープリターを介して別のパスに送信します。 これにより、CAML が CAML をレンダリングすることが可能になります。
Htmlencode
TRUE の場合は、埋め込まれた文字をすべてブラウザーにテキストとして表示するように変換します。 つまり、HTML タグと混同される可能性のある文字は、 ではなく >
などの&gt;
エンティティに変換されます。
StripWS
TRUE の場合、要素の先頭と末尾から空白を削除します。 たとえば、 <ows:XML StripWS="TRUE"> Microsoft </ows:XML>
周囲のスペースなしで "Microsoft" をレンダリングします。
URLEncode
TRUE の場合、スペースなどの特殊文字を引用符で囲まれた UTF-8 形式 (文字ë
など%c3%ab
) に変換します。
URLEncodeAsURL
URLEncode と同様ですが、エンコードされているものは URL のパス コンポーネントであると想定しています。 たとえば、 <ows:XML URLEncodeAsURL="TRUE">SharePoint website</ows:XML>
は をレンダリングします SharePoint%20website
。 この属性は、 URLEncode とは異なり、スラッシュ (/
) をエンコードしません。