SharePoint ワークフローのオブジェクト モデル
SharePointのワークフロー オブジェクト モデルの概要について説明します。
注:
SharePoint 2010 ワークフローは、2020 年 8 月 1 日以降、新しいテナント用に廃止され、2020 年 11 月 1 日に既存のテナントから削除されました。 SharePoint 2010 ワークフローを使用している場合は、Power Automate またはその他のサポートされているソリューションに移行することをお勧めします。 詳細については、「SharePoint 2010 ワークフローの廃止」を参照してください。
SharePoint ワークフローのオブジェクト モデル
SharePointのオブジェクト モデルは Windows Workflow Foundation 4 用の .NET Framework 4 オブジェクト モデルを基に構築されていますが、SharePoint のワークフロー機能、特に SharePoint アドイン のワークフロー機能を使用できるように技術が革新されています。 Windows Workflow Foundation 4 のネイティブ .NET Framework 4 オブジェクト モデルは、.NET Framework System.Workflow 名前空間にあります。
SharePoint ワークフロー オブジェクト モデルは、ワークフロー サービスの 1 つの集合と考えることができます。 以下の 4 つのサービスがります。
インスタンス管理サービス: ワークフロー インスタンスとその実行を管理します。
展開サービス: ワークフロー定義の展開を管理します。
相互運用機能サービス: 従来のワークフローをサポートするための相互運用機能ブリッジを管理します。
メッセージング サービス: メッセージ キューおよび転送を管理します。
SharePoint ワークフロー名前空間
一方、SharePoint ワークフロー オブジェクト モデルは、10 個の名前空間に含まれています。5 個は SharePoint の名前空間で、その他の 5 個は Microsoft Office の名前空間です。
Microsoft.SharePoint の名前空間:
Microsoft.Office の名前空間:
SharePoint ワークフロー スキーマ
SharePoint スキーマの参照コンテンツは、 ワークフロー スキーマというタイトルの参照ノードに含まれており、次のものが含まれています。