Power Automate での SharePoint の HTTP 要求フローの送信アクションの操作
Power Automate では、SharePoint Send HTTP Request フロー アクションを使用して、SharePoint REST API クエリを構築して実行できます。 このアクションは、既存の SharePoint フロー アクションが要件を処理しない場合や、探しているアクションがまだ SharePoint コネクタで使用できない場合に特に便利です。
SharePoint Send HTTP Request アクションを効果的に操作するには、次のヒントを参照してください。
注:
これは開発者向けのアクションです。 SharePoint REST API のしくみと、Power Automate で JSON 文字列を解析する方法を理解する必要があります。
さらに、このアクションでは SharePoint REST API (非推奨の API を除く) のみがサポートされます。別の Microsoft サービスにアクセスする必要がある場合は、"http with Microsoft Entra ID" コネクタを利用する必要があります。
SharePoint REST/OData API について知る
SharePoint には多くの API があります。 ここでは、REST/OData API に焦点を当てます。 REST/OData API の完全なセットについては、「 SharePoint REST サービスを知る」を参照してください。
場合によっては、SharePoint 2010 REST API (_vti_bin/listdata.svc) を使用できますが、代わりに REST/OData API を使用することをお勧めします。
JSON ライトを使用する
SharePoint REST/OData API は JSON ライトをサポートします。 つまり、応答にメタデータを含めるかどうかを SharePoint に通知するヘッダーを API 要求に設定できます。 多くの場合、メタデータは必要ありません。 メタデータを使用すると、アクションの出力をより簡単に解析できます。
これを行うには、次のヘッダーを追加するだけです。
Accept: application/json; odata=nometadata
応答を解析する
GET 要求を実行する場合は、通常、応答を解析する必要があります。 既定の応答は JSON であるため、実行が簡単になります。
アクションの本文にクエリを実行し、応答に応じて JSON 配列またはオブジェクトを解析して、応答を解析します。
これを行うには、式を作成します。
body('Send_an_HTTP_request_to_SharePoint' )['Id']
配列がある場合は、JSON 配列オブジェクトがあります。 前の式を使用し、各アクションに適用を作成し、次の式を使用して、操作する変数を入力できます。
body('Send_an_HTTP_request_to_SharePoint' )['value']
各アクションへの適用内で、次の式を使用して個々の要素にアクセスできます。
items('Apply_to_each')['Title']