Microsoft Services Hub のワークスペース概要
顧客の Microsoft サポート契約の一部として、デジタル サポート エクスペリエンスを管理するための単一のサービス ハブ ワークスペースを受け取ります。 ただし、多くの顧客は、Microsoft サポートを使用する方法に合わせるために、組織内でより多くのセグメント化を必要としています。 この機能を使用すると、顧客は必要な粒度を得られるよう追加のワークスペースを構成できます。
ワークスペース
ワークスペースは、組織のニーズに基づいて契約を分ける方法として、カスタマー サクセス アカウント マネージャー (CSAM) またはアカウント コーディネーター (AC) によって作成されます。 個々のワークスペースは次のメリットを提供します。
- サポート案件データがワークスペースのメンバーに制限されます。
- 各ワークスペースは、そのワークスペースの目標を理解している専用の管理者を持てます。
- 顧客アクティビティ ページには、そのワークスペースに適用される契約部分が表示されます。複数のワークスペースを表示するアクセス権がある場合は、[すべてのワークスペース] フィルターを選択すると、顧客アクティビティ ページに選択したワークスペースに適用される契約部分が表示されます。
契約開始時に、担当の CSAM または AC に連絡することを推奨します。 これにより、ユーザーが追加のワークスペースを再登録する必要がなく、サービス ハブ エクスペリエンスを組織のニーズに合わせてパーソナライズできます。
既定のワークスペース
Microsoft とのサポート契約が有効になると、ユーザーの操作を介する必要がなく、既定のワークスペースが組織用にセットアップされます。 そのとき、サービス管理者と契約のすべてのサポート連絡先がワークスペースに招待されます。 これらのユーザーは、サポート案件をオープンしたり、サービス ハブのその他の特典をそのときすぐに活用したりできます。
契約の一部としてアドオンのサポート特典を購入した場合、CSAM または AC に連絡してワークスペースにそれらの特典を追加するようリクエストしてください。
追加のワークスペースの作成
契約中、追加のワークスペースはいつでも作成できます。 CSAM または AC に連絡してワークスペースの目標を相談してください。 追加のワークスペースが作成されると、そのワークスペースに対して新しいワークスペース管理者が設定されます。 このユーザーは、ワークスペースに参加するよう組織のメンバーを招待したり、会社のサポート権利の使用を開始したりできるようになります。
[注意] Services Hub ワークスペースごとに個別の招待状が必要になります。 プレミア サポート契約に関連するサービス ハブ ワークスペースでは、職場/学校アカウント、または個人アカウントのいずれも許可されます。 Unifiedサポート契約に関連するServices Hubワークスペースは、個人アカウントによるワークスペースへのサインインを既定で抑制するように構成されます。 ただし、これらのワークスペースは、顧客が職場または学校のいずれのアカウントをセットアップしていない場合に個人アカウントでもサインインを許可するように構成できます。これ以外の場合は、個人アカウントだけの許可を希望しているものと判断します。
情報の分離
顧客に属するすべての情報が単一の契約にて定義されている間は、各 Services Hub のワークスペースに、ワークスペースのメンバーに基づくユーザー データが個別に表示されます。