DateTime 値の書式設定
Azure Storage の DateTime
値は、協定世界時 (UTC) の組み合わせ値として表す必要があります。 UTC 形式は ISO 8601 で記述されています。
許容される ISO 8601 UTC 形式
現在、Azure Storage では、次の ISO 8601 UTC 形式が受け入れられます。 日付の値は必須ですが、時刻の値は省略可能です。
YYYY-MM-DD
YYYY-MM-DDThh:mm<TZDSuffix>
YYYY-MM-DDThh:mm:ss<TZDSuffix>
これらの形式の日付値の場合、 YYYY
は 4 桁の年表現、 MM
1 から始まる 2 桁の月表現、および DD
1 から始まる 2 桁の日表現です。
省略可能な時刻値が含まれている場合は、時刻値を日付値から分離するためにリテラル指定子 T
が必要です。 時間値の場合、 hh
は 24 時間表記の時間表現、 mm
は 2 桁の分表現、および ss
2 桁の秒表現です。 これらの各値は、0 から始まる整数で表されます。
時間値に秒が含まれている場合は、必要に応じて、 パターン hh:mm:ss[.f{1,7}]
に従って、小数部の秒の 10 進数を 7 桁まで含めることもできます。 このパターンは、Azure Storage API、ツール、クライアント ライブラリでサポートされています。 秒の小数部の値を示すには、コンマではなくピリオドを使用する必要があります。
省略可能なタイム ゾーン サフィックス <TZDSuffix>
を含める場合は、次のように表す必要があります。
- リテラル値 。時刻値
Z
が UTC 時刻として表されることを指定します。 - UTC 時刻からの時間の偏りを示すオフセット。 オフセットには、正のオフセットの場合は先頭
+
、負のオフセットの場合は先頭-
が必要です。 オフセットの値は、-23:59 から +23:59 の間に収まる必要があります。
結合された UTC 形式の例を次に示します。 日付は最初に指定され、その後にリテラル値 T
が続きます。これは、time 要素の先頭を指定します。 文字列の末尾にあるリテラル値 Z
は、時刻が UTC で表されることを示します。
UTC 時刻の 2020 年 11 月 16 日午前 4 時 25 分 03 分 の日付/時刻値は、次のように表されます。
2020-11-16T04:25:03Z
UTC の 5 時間前の東部標準時 (EST) で同じ時刻を表すには、値にオフセットを追加します。
2020-11-16T04:25:03-05:00