ApproximatelyPreparePureStateCP 操作
完全修飾名: Microsoft.Quantum.Unstable.StatePreparation.ApproximatelyPreparePureStateCP
operation ApproximatelyPreparePureStateCP(tolerance : Double, coefficients : ComplexPolar[], qubits : Qubit[]) : Unit is Adj + Ctl
概要
一連の係数とビッグ エンディアン量子レジスタを指定すると、指定された係数によって記述されたそのレジスタの状態を、指定された近似許容値まで準備します。
形容
この操作により、n 量子ビット計算基底状態 |0...0 から、複素係数 rj·e^(i·tj) を持つ任意の量子状態 |ψ⟩が準備⟩。 特に、この操作のアクションは、全ゼロ状態に対して次のように作用するユニタリ変換 U によってシミュレートできます。
$$ \begin{align} U\ket{0...0} & = \ket{\psi} \\ & = \frac{ \sum_{j=0}^{2^n-1 1} r_j e^{i t_j} \ket{j} }{ \sqrt{\sum_{j=0}^{2^n-1} |r_j|^2} }。 \end{align} $$
インプット
寛容
指定された状態を準備するときに使用する近似許容値。
係数
絶対値と位相 (rj,tj) で表される最大 2ⁿ 複素係数の配列。 j 番目の係数は、ビッグ エンディアン形式でエンコードされた数値の状態 |j⟩ インデックスを作成します。
量子ビット
量子ビット レジスタのエンコード番号の状態 (ビッグ エンディアン形式)。 これは、計算基準の状態 |0...0⟩ で初期化されることが想定されています。
備考
coefficients
は、2ⁿ 未満が指定されている場合、要素 (rj, tj) = (0.0, 0.0) で埋め込まれます。
参照
- arXiv:quant-ph/0406176 "量子論理回路の合成", Vivek V. Shende, Stephen S. Bullock, Igor L. Markov