管理用復元でアイテム レベルのオブジェクトを復元する (Project Server 2013)
概要: Project Server 2013 オブジェクトを復元するには、サーバーの全体管理の [管理復元] ページを使用します。
適用対象: Project Server 2013
この記事では、Project Web App内の特定のプロジェクト 項目を復元する方法について説明します。 この手順では、データベースの物理ファイル (.mdb) を復元するのではなく、データベース内の特定のアイテムのバックアップを復元します。 これらのアイテムは、SharePoint サーバーの全体管理の [管理用バックアップ] ページを使用して Project Web App データベースのアーカイブ セクションにバックアップされたものです。 Project Server 2013 での項目レベルのバックアップの詳細については、「 管理バックアップ (Project Server 2013) を使用して項目レベル のオブジェクトをバックアップする」を参照してください。
この手順を実行する前に、プロジェクト アイテムがバックアップされていることを確認してください。
これらの手順を実行するには、ファーム管理者である必要があります。
アイテム レベルのオブジェクトを復元する
手順を実行して、以下のプロジェクト アイテムを復元します。
項目 | 説明 |
---|---|
Project |
プロジェクト リソース、割り当て、タスク、ユーザー設定フィールドの値、基準データが含まれています。 |
エンタープライズ リソース共有元とカレンダー |
エンタープライズ リソースとエンタープライズ カレンダーが含まれています。 |
エンタープライズ ユーザー設定フィールド |
エンタープライズ ユーザー設定フィールドのメタデータ、エンタープライズ参照テーブルのメタデータ、エンタープライズ参照テーブルの値が含まれています。 |
エンタープライズ グローバル テンプレート |
Project Professional テーブル、マクロ、およびビューの定義がすべて含まれています。 |
ビューの定義 |
状態管理、プロジェクト センター、ポートフォリオ分析、およびリソース センターのビューの定義が含まれています。 |
カテゴリおよびグループ設定 |
Project Server の全カテゴリとグループの設定が含まれています。 |
重要
カテゴリおよびグループの設定のアイテム レベルのバックアップと復元は、SharePoint アクセス許可モードを使用している場合は動作しません。 Project Server 2013 のセキュリティ モードの詳細については、「 Project Server でのユーザー アクセスの計画」を参照してください。
Project Web App を使用してプロジェクト アイテムを復元するには
SharePoint サーバーの全体管理で、[ アプリケーション管理] をクリックします。
[アプリケーション構成の管理] ページの [サービス アプリケーション] セクションで、[サービス アプリケーションの管理] をクリックします。
[サービス アプリケーション] ページで、管理用バックアップの設定にアクセスする Project Web App インスタンスを含む Project Application Service をクリックします。
[Project Web App の管理] ページで、管理用復元の設定にアクセスする PWA インスタンスのドロップダウン メニューをクリックし、[管理] をクリックします。
[Project Web App Server の設定] ページの [データベース管理] セクションで、[管理用復元] をクリックします。
[アイテム] ボックスの一覧で、復元するアイテムを選択します。
[アイテム] ボックスの一覧から [プロジェクト] を選択した場合は、復元するプロジェクトのバージョンに、プロジェクトの現在作業中のバージョンを指定します。
注:
復元できるバージョンは、完了したバックアップの数、および保持することを選択したバックアップの合計数により異なります。
[復元] をクリックします。
アイテムを最後にバックアップしてから、そのアイテムを削除するまでの間に加えられた変更は、復元することはできません。