メタモデルを構成し、プライバシー評価用の資産を登録する (プレビュー)
プライバシー評価を作成する準備として、データ マップ内のプロジェクトのような論理ビジネス資産 ( 用語集で定義) を登録し、 Microsoft Purview メタモデルでデータ間の基本的な関係を確立する必要があります。 Data Map では、既存の論理ビジネス資産タイプを使用するか、独自のリレーションシップを作成して、すべての資産タイプ間の特定のリレーションシップを定義して、organizationのメタモデルを定義できます。
プライバシー評価は、Microsoft Purview 統合カタログの資産に関連して実行されます。最も一般的には、データベースのような個別のデータ資産と比較してデータの使用を表します。 プロジェクトを登録したら、そのプロジェクトにプライバシー評価を割り当て、そのプロジェクトに関連する物理データ資産を定義できます。 これにより、特定のユース ケース (プロジェクトなど) に特定のデータ資産が使用されていることを示すレコードがデータ マップに作成されます。
このページでは、メタモデルでデータ リレーションシップを構成する方法と、資産を登録してプライバシー評価に割り当てることができるようにする方法について説明します。
先端
プライバシー評価でよく使用される資産の種類の説明については、「 用語と概念 」を参照してください。
メタモデルとは
メタモデルは、Microsoft Purview データ マップの機能であり、論理的なビジネス概念を表現し、ビジネス資産として統合カタログに登録することができます。 これらのビジネス資産は、実際のデータ資産に関連して、データにコンテキストを提供できます。
メタモデルには、ビジネスの他の重要な部分を記述できる資産の種類が用意されています。 定義済みの資産タイプ には、プロジェクト、システム、製品、組織、部門を含めることができます。 organizationは、自分にとって重要な概念を表す新しい資産の種類を作成できます。 メタモデル内の各資産タイプは、他の資産タイプとの関係を定義できます。 次に例を示します。
- 組織の資産には部署の資産があります。
- 部署資産はビジネス プロセスを所有しています。
- システムまたはプロジェクトのビジネス資産は、データベースを使用するか、データ セットを持ち、ビジネス資産と物理データ資産の種類の間の関係を作成します。
注意
メタモデルのしくみを理解するのに役立つ詳細な情報と例については、 Microsoft Purview メタモデルに関するページを参照してください。
メタモデルを構成する必要があるのはなぜですか?
プライバシー レビューに着手すると、多くの場合、ビジネス プロセスまたはプロジェクトで個人データをどのように使用しているかを評価し、そのデータが適切に使用されているかどうかを判断します。
メタモデルを構成する可能性が最も高いorganization内の個人またはチームは、プロジェクトのビジネス関係者や技術関係者など、プロジェクトが使用しているデータをキュレーションする責任を持つユーザーです。
論理ビジネス資産でデータの使用を表し、物理データをそのビジネス資産に関連付ける場合は、データ使用のコンテキストと、プライバシー評価で評価されている実際のデータを提供します。
資産を登録する
資産をプライバシー評価に割り当てるには、資産を登録する必要があります。 資産を登録するには、次の手順に従います。
プライバシー評価で、[評価管理] ページに移動します。
[資産] タブで、[資産の登録] を選択します。
[資産の種類] で、一覧表示される既定の資産の種類は Project です。 そのままにするか、ドロップダウン メニューから別の種類を選択します。
[名前] とオプションの [説明] を入力します。
ドロップダウン メニューから適切な [ドメイン と コレクション ] を選択します。
左側のナビゲーションの [連絡先] に移動し、所有者として自分を追加します。 これにより、評価の割り当て、承認、辞退などの評価アクティビティに関する通知を確実に受け取ることができます。
完了したら、[作成] を選択 します。
Microsoft Purview データ マップと統合カタログから論理ビジネス資産を作成することもできます。
新しく作成したアセットの詳細ページが表示されます。 資産の左側のナビゲーションから [ プライバシー ] を選択します。ここで、評価が 割り当てられる と、その資産に関連するすべての評価が一覧表示されます。