方法 : Windows フォームで Windows エクスプローラ スタイルのインターフェイスを作成する
Windows エクスプローラは、そのユーザー インターフェイスがなじみ深いことから、多くのアプリケーションで採用されています。
基本的に Windows エクスプローラとは、TreeView コントロールと ListView コントロールが独立したパネルに配置されたものです。これらのパネルのサイズは、分割線で変更できます。このようなコントロールの配置は、情報の表示と参照には非常に有効です。
次の手順では、Windows エクスプローラに似た形式でコントロールを配置する方法を示します。この手順では、Windows エクスプローラ アプリケーションのファイル参照機能を追加する方法は示しません。
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使用している設定またはエディションによっては、表示されるダイアログ ボックスやメニュー コマンドがヘルプに記載されている内容と異なる場合があります。設定を変更するには、[ツール] メニューの [設定のインポートとエクスポート] をクリックします。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。 |
Windows エクスプローラ スタイルの Windows フォームを作成するには
新しい Windows アプリケーション プロジェクトを作成します。詳細については、「方法 : Windows アプリケーション プロジェクトを作成する」を参照してください。
[ツールボックス] で次の操作を行います。
SplitContainer コントロールをフォームにドラッグします。
TreeView コントロールを [SplitterPanel1] ([Panel1] とマークされた SplitContainer コントロールのパネル) にドラッグします。
ListView コントロールを [SplitterPanel2] ([panel2] とマークされた SplitContainer コントロールのパネル) にドラッグします。
Ctrl キーを押しながら、これら 3 つのコントロールすべてを順番にクリックして選択します。SplitContainer コントロールを選択するときは、パネルではなく、分割バーをクリックします。
メモ :
[編集] メニューの [すべて選択] は使用しないでください。このコマンドを使用すると、次の手順で必要なプロパティが プロパティ ウィンドウに表示されません。
F5 キーを押してアプリケーションを実行します。
フォームには、Windows エクスプローラで使用されるような 2 つの部分に分かれたユーザー インターフェイスが表示されます。
メモ :
分割線をドラッグすると、パネルのサイズが変更されます。
参照
処理手順
方法 : Windows フォームでマルチペイン ユーザー インターフェイスを作成する
方法 : 分割ウィンドウでのサイズ変更および位置指定動作を定義する
方法 : ウィンドウを水平方向に分割する
SplitContainer コントロールのサンプル