Active Directory フォレストのオンライン ライセンス認証
ボリューム ライセンス認証管理ツール (VAMT) の Active Directory によるライセンス認証 (ADBA) の機能を使って、Active Directory (AD) フォレストのライセンス認証をインターネット経由で行うことができます。ADBA を使うと、特定の製品でライセンス認証をドメインから継承できます。
重要
ADBA は、Generic Volume License Key (GVLK) と KMS ホスト キー (CSVLK) にのみ適用できます。ADBA を使うには、1 つ以上の KMS ホスト キー (CSVLK) が AD フォレストにインストールされ、クライアント キー (GVLK) がクライアント製品にインストールされている必要があります。
要件
オンライン ライセンス認証を実行する前に、ネットワークと VAMT インストールが次の要件を満たしていることを調べてください。
VAMT が、インターネットにアクセスできるホスト コンピューターにインストールされている。
VAMT に、Active Directory ドメインに対する管理用アクセス許可がある。
使う KMS ホスト キー (CSVLK) が、[Product Keys] ノードで VAMT に追加されている。
Active Directory フォレストのオンライン ライセンス認証を実行するには
VAMT を開きます。
左側のウィンドウで [Active Directory-Based Activation] ノードをクリックします。
右側の [Actions] ウィンドウの [Online activate forest] をクリックして、[Install Product Key] ダイアログ ボックスを開きます。
[Install Product Key] ダイアログ ボックスで、AD フォレストに適用する KMS ホスト キー (CSVLK) を選びます。
必要な場合は、新しい Active Directory によるライセンス認証オブジェクトの名前を入力します。
重要
ADBA オブジェクトの名前を変更する場合は、ここで行ってください。[Install Key] をクリックした後では、名前を変更できません。
[Install Key] をクリックします。
操作が完了するまで、VAMT には [Activating Active Directory] ダイアログ ボックスが表示されます。
中央のウィンドウの [Active Directory-Based Activation] ノードに、ライセンス認証されたオブジェクトと、そのオブジェクトが作られた日付が表示されます。