オンライン ライセンス認証の実行
ボリューム ライセンス認証管理ツール (VAMT) を使って、インターネット経由でクライアント製品のライセンス認証を行うことができます。マルチ ライセンス認証キー (MAK)、販売キー、Windows キー管理サービス (KMS) ホスト キーなど、オンライン ライセンス認証に対応する任意のプロダクト キーを使って、クライアント製品をインストールできます。
要件
オンライン ライセンス認証を実行する前に、ネットワークと VAMT インストールが次の要件を満たしていることを調べてください。
VAMT が、すべてのクライアント コンピューターにネットワーク経由でアクセスできる、集中管理を行うコンピューターにインストールされている。
VAMT のホスト コンピューターとクライアント コンピューターの両方がインターネットにアクセスできる。
ライセンス認証を行う製品が VAMT に追加されている
VAMT に、ライセンス認証の対象となるすべてのコンピューターに対する管理アクセス許可があり、Windows Management Instrumentation (WMI) に Windows ファイアウォールを通過してアクセスできる。詳しくは、「クライアント コンピューターの構成」をご覧ください。
クライアント製品にインストールされているプロダクト キーに、十分な数のライセンス認証が残されている必要があります。MAK キーのライセンス認証を行う場合、そのキーのライセンス認証カウントの残りの数を知るには、中央のウィンドウのプロダクト キーの一覧で MAK を選び、右側のウィンドウの [Refresh product key data online] をクリックします。 これにより、MAK が対応しているライセンス認証カウントの残りの数をマイクロソフトから取得できます。この手順を実行するには、インターネットに接続できる必要があります。MAK が対応しているライセンス認証カウントの残りの数のみを取得できます。
オンライン ライセンス認証を実行するには
VAMT を開きます。
必要に応じて、中央のウィンドウの製品の一覧ビューを並べ替えます。フィルター機能を使ってコンピューターの検索範囲を絞り込むには、右側のウィンドウの [Filter] をクリックして [Filter Products] ダイアログ ボックスを開きます。
[Filter Products] ダイアログ ボックスで、コンピューター名、製品名、プロダクト キーの種類、ライセンスの状態、またはこれらのオプションの任意の組み合わせを使って一覧をフィルター処理することができます。
コンピューター名を使って一覧をフィルター処理するには、[Computer Name] ボックスに名前を入力します。
製品名、プロダクト キーの種類、またはライセンスの状態を使って一覧をフィルター処理するには、フィルター処理に使う一覧をクリックし、オプションを選びます。必要な場合は、[clear all filters] をクリックし、新しいフィルターを作成します。
[Filter] をクリックします。VAMT の中央のウィンドウに、フィルター処理された一覧が表示されます。
ライセンス認証を行う製品を選びます。複数の製品を選ぶには、Ctrl キーまたは Shift キーを使います。
右側の [Actions] ウィンドウの [Selected Items] メニューの [Activate] をクリックし、[Activate] をポイントします。[Actions] ウィンドウが表示されていない場合は、[Help] ボタンの右側のツール バーにある [Show/Hide Action Pane] ボタンをクリックします。
[Online activate] をポイントし、適切な資格情報オプションを選びます。[Alternate Credentials] オプションをクリックすると、代わりに使うユーザー名とパスワードを入力するように求められます。
操作が完了するまで、VAMT には [Activating products] ダイアログ ボックスが表示されます。ライセンス認証が完了すると、ダイアログ ボックスの [Action Status] 列に状態が表示されます。[Close] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。ダイアログ ボックスが表示されたときに、[Automatically close when done] チェック ボックスをオンにしておくこともできます。
状態は、中央のウィンドウの製品の一覧ビューの [Status of Last Action] 列にも表示されます。
注意
オンライン ライセンス認証では、確認 ID (CID) を保存できません。その結果、ローカルでもう一度ライセンス認証を行うことができません。
注意
オンライン ライセンス認証を使うと、キーの種類が異なる製品を選び、それらのライセンス認証を同時に実行することができます。