互換性データの優先順位付け
アプリケーション、Web サイト、コンピューター、デバイスに優先順位を設定して互換性レポートのカスタマイズとフィルター処理に利用することができます。優先順位は、以下のレベルに分かれています。
Priority 1 - Business Critical。最も高い優先順位です。組織にとって重要な項目に適用されます。この項目に互換性の問題があると、新しいオペレーティング システムを展開することができません。
Priority 2 - Important。組織内で日常的に使われているものの、業務上、必ずしも存在する必要のない項目です。
Priority 3 - Nice to Have。互換性レポートに表示する項目のうち、前に示した 2 つのカテゴリに該当しない、より優先順位の低い項目です。
Priority 4 - Unimportant。組織の日常の業務とは無関係の項目です。
Unspecified。既定の優先順位レベルです。展開対象としてまだ検討されていない項目に適用されます。
アプリケーション、コンピューター、デバイス、Web サイトの優先順位の設定
次の例では、[<オペレーティング システム> - Application Report] 画面を使っています。[<アプリケーション名>] ダイアログ ボックスを使ってもかまいません。コンピューター、デバイス、Web サイトのいずれのレポートも手順は同じです。
優先順位を変更するには
[<オペレーティング システム> - Application Report] 画面で、目的のアプリケーションの名前をクリックします。
[Actions] メニューの [Set Priority] をクリックします。
優先順位をクリックして、[OK] をクリックします。
データを優先順位でフィルタリングするには
[<オペレーティング システム> - Application Report] 画面で、[Toggle Filter] をクリックします。
フィルター条件を入力します。句を追加するには、Tab キーを押します。
次の例は、優先順位レベルが Business Critical または Important であるすべてのアプリケーションをフィルターで抽出するクエリです。
And/Or フィールド 演算子 値 And
Priority
Equals
Priority 1 - Business Critical
Or
Priority
Equals
Priority 2 - Important
句を削除するには、行を右クリックし、[Delete Clause] をクリックします。
[Refresh] をクリックします。
フィルター処理された結果が表示されます。