互換性データの分類
互換性レポートをカスタマイズしたりフィルタリングしたりするには、カテゴリとサブカテゴリを作って、アプリケーション、コンピューター、デバイス、Web サイトに割り当てます。既定では次のカテゴリが用意されています。
Software Vendor。このカテゴリに、たとえば、ベンダーごとのサブカテゴリを作ることができます。さらに、このカテゴリを使ってソフトウェア ベンダーごとのレポートを作成すれば、特定のベンダーと意見交換するときや、ベンダーのパフォーマンスを互換性要件と照らして評価する際に活かすことができます。
Test Complexity。このカテゴリは、テスト リソースの計画と割り当てに役立てることができます。たとえば、"Critical" (必須) や "Nice-to-Have" (省略可) などのサブカテゴリを作成することが考えられます。
カテゴリは複数選択できる文字列値であり、自由に拡張できるため、あらゆる目的に利用することが可能です。たとえば、複数のオーナーから承認を得るためのカテゴリを作り、すべてのカテゴリが選択された時点、つまりすべてのグループから承認が得られた時点でのみ、該当するソフトウェアが認可されるようにします。
他にも、展開単位用のカテゴリを作ることが考えられます。このカテゴリに、Division (部署) や Region (地域) などのサブカテゴリを設けることができます。このカテゴリを使えば、特定の展開単位のソフトウェア ニーズをトラッキングできます。こうして、特定の組織単位で必要とされるソフトウェアが、いつテストされ、承認され、展開準備が整ったかを把握することができます。
注意
次の例では、[<オペレーティング システム> - Application Report] 画面を使っています。[<アプリケーション名>] ダイアログ ボックスを使ってもかまいません。また、以下の手順は、コンピューター、デバイス、Web サイトのレポートで行うこともできます。
カテゴリとサブカテゴリの作成、名前変更、削除
カテゴリとサブカテゴリの管理は、レポート画面とレポートの詳細画面のどちらからでも行うことができます。
カテゴリまたはサブカテゴリの作成、名前変更、削除を行うには
[<オペレーティング システム> - Application Report] 画面で、いずれかのアプリケーション名をクリックします。
[Actions] メニューの [Assign Categories] をクリックします。
[Category List] をクリックします。
[Categories] 領域または [Subcategories] 領域で、次のいずれかまたはすべての操作を行います。
[Add] をクリックしてカテゴリまたはサブカテゴリを追加する。新しいカテゴリまたはサブカテゴリの名前を入力し、アクティブなテキスト領域の外側をクリックします。
サブカテゴリを少なくとも 1 つ作らないと、[Assign Categories] ダイアログ ボックスにカテゴリは表示されません。
目的の項目を選択し、[Rename] をクリックして、カテゴリまたはサブカテゴリの名前を変更する。新しい名前を入力し、アクティブなテキスト領域の外側をクリックします。
目的の項目を選択し、[Remove] をクリックして、カテゴリまたはサブカテゴリの名前を削除する。
カテゴリとサブカテゴリの追加、名前変更、削除を終えたら、[OK] をクリックして [Category List] ダイアログ ボックスを閉じます。
カテゴリとサブカテゴリへのデータの割り当て
カテゴリとサブカテゴリの割り当ては、レポート画面とレポートの詳細画面のどちらからでも行うことができます。
カテゴリとサブカテゴリを割り当てたり割り当てを解除したりするには
[<オペレーティング システム> - Application Report] 画面で、目的のアプリケーション名をクリックします。
[Actions] メニューの [Assign Categories] をクリックします。
カテゴリを割り当てるには、目的のカテゴリまたはサブカテゴリの横のチェック ボックスをオンにします。
カテゴリの割り当てを解除するには、チェック ボックスをオフにします。
[OK] をクリックします。
クエリ ビルダーで、この情報に基づいてフィルタリングすることができます。