LDAP 構造体 (winldap.h)
LDAP 構造体は LDAP セッションを表します。 通常、セッションは 1 つのサーバーへの接続に対応します。 ただし、紹介の場合、LDAP セッションには複数のサーバー接続が含まれる場合があります。 紹介を追跡する機能は、LDAP 3 で使用できます。
構文
typedef struct ldap {
struct {
UINT_PTR sb_sd;
UCHAR *Reserved1[(10 sizeof(ULONG))+ 1];
ULONG_PTR sb_naddr;
UCHAR *Reserved2[(6 sizeof(ULONG))];
} ld_sb;
PCHAR ld_host;
ULONG ld_version;
UCHAR ld_lberoptions;
ULONG ld_deref;
ULONG ld_timelimit;
ULONG ld_sizelimit;
ULONG ld_errno;
PCHAR ld_matched;
PCHAR ld_error;
ULONG ld_msgid;
UCHAR *Reserved3[(6 sizeof(ULONG))+ 1];
ULONG ld_cldaptries;
ULONG ld_cldaptimeout;
ULONG ld_refhoplimit;
ULONG ld_options;
} LDAP, *PLDAP;
メンバー
ld_sb
ld_sb.sb_sd
ld_sb.Reserved1[(10 * sizeof(ULONG))+ 1]
ld_sb.sb_naddr
ld_sb.Reserved2[(6 * sizeof(ULONG))]
ld_host
ld_version
ld_lberoptions
ld_deref
ld_timelimit
ld_sizelimit
ld_errno
ld_matched
ld_error
ld_msgid
Reserved3[(6 * sizeof(ULONG))+ 1]
ld_cldaptries
ld_cldaptimeout
ld_refhoplimit
ld_options
注釈
LDAP 構造体は、ldap_init、cldap_open、またはldap_openの呼び出しによって割り当てられ、初期化される不透明なデータ型です。 以降の LDAP 呼び出しでは、この構造体にハンドルが渡され、接続の間、LDAP セッションの状態が維持されます。 セッションが終了したら、 ldap_unbind を呼び出して接続ハンドルを破棄します。
これは不透明なデータ型ですが、Winldap.h に記載されています。 これは主に、他の LDAP クライアント実装を使用して作成されたアプリケーションを移植する場合に価値があります。 ldap_get_optionまたはldap_set_optionを呼び出して、LDAP 接続ハンドル (この構造体) に関連付けられている値にアクセスまたは変更します。 これら 2 つの関数を使用すると、 LDAP 構造から直接アクセスできない設定も公開されます。 セッション オプションの詳細については、「 セッション オプション」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 |
Header | winldap.h |