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クイック スタート: 定期的な通知の設定 (HTML)

[ この記事は、Windows ランタイム アプリを作成する Windows 8.x および Windows Phone 8.x 開発者を対象としています。Windows 10 向けの開発を行っている場合は、「最新のドキュメント」をご覧ください]

  JavaScript を使わない場合は、「クイック スタート: 定期的な通知の設定 (XAML)」をご覧ください。

 

ここでは、アプリのタイルの更新されたコンテンツを取得するための URL の定期的なポーリングを開始する方法を示します。

すべてのポーリング通知で X-WNS-Expires HTTP 応答ヘッダーを使い、明確な有効期限を設定することをお勧めします。X-WNS-Expires の設定について詳しくは、「TileUpdater.StartPeriodicUpdate」または「TileUpdater.StartPeriodicUpdateBatch」をご覧ください。

  このクイック スタートでは、XML ドキュメント オブジェクト モデル (DOM) を使って通知コンテンツを直接操作します。XML コンテンツを Intellisense などのオブジェクト プロパティとして表示する、NotificationsExtensions ライブラリを使ったオプションのアプローチも利用できます。詳しくは、「クイックスタート: コードでの NotificationsExtensions ライブラリの使用」をご覧ください。NotificationsExtenstions を使って表されるこのクイック スタートのコードを確認するには、プッシュ通知と定期的な通知のサンプルをご覧ください。

 

必要条件

手順

1. タイルの XML コンテンツをホストする Web サービスを作成または特定する

指定された間隔で、Windows は指定された Web サービスをポーリングして、アプリの更新されたタイル コンテンツを確認します。Web サービスでは HTTP がサポートされている必要があります。テスト用に、Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) などの Web サービスをローカル コンピューター上で設定し、XML をテストすることもできます。

2. タイルのコンテンツの XML ファイルを Web アクセス可能な場所に配置する

Web サービスによってタイルの XML コンテンツがホストされます。開始するには、ここに示されているタイルの XML を Web サイト上でホストします。このコンテンツを Tile.xml という名前のファイルとして保存し、ファイルを Web アクセス可能な場所にあるサーバー上に配置します (例: http://www.fabrikam.com/tile.xml)。XML ドキュメントのコンテンツは、UTF-8 エンコーディングを使い、タイルのスキーマに準拠している必要があります。この XML を、少なくとも指定されたポーリングの繰り返し間隔と同じ頻度で更新する必要があります。


<tile>
  <visual version="2">
    <binding template="TileSquare150x150Text04" fallback="TileSquareText04">
      <text id="1">Hello world!</text>
    </binding>  
  </visual>
</tile>

3. 定期的な更新を開始する (1 つの URL)

この例は、1 時間に 1 回タイルに新しいコンテンツを提供するために 1 つの URL のポーリングを開始する方法を示しています。このコードでは、polledUrl という既に定義済みの変数が使われています。これは、ポーリングする URL を指定する文字列です。


var notifications = Windows.UI.Notifications;
var recurrence = notifications.PeriodicUpdateRecurrence.hour;
var url = new Windows.Foundation.Uri(polledUrl);

notifications.TileUpdateManager.createTileUpdaterForApplication().startPeriodicUpdate(url, recurrence);

4. 定期的な更新を開始する (複数の URL)

前の手順の代わりに、タイルの通知キューで循環する一連のコンテンツを提供するように、最大で 5 つの異なる URL をポーリングできます。

この例は、1 時間に 1 回新しいコンテンツを確認するために複数の URL をポーリングする方法を示しています。最初に、通知キューを以前に有効にしていない場合は、有効にする必要があります。enableNotificationQueue の呼び出しは、ユーザーがアプリをインストールした後またはセカンダリ タイルを作成した後に 1 回だけ行う必要があります。このコード例では、urisToPoll という既に定義済みの変数が使われています。これは、Windows.Foundation.Uri オブジェクトの配列です。

  タイルの定期的な更新では、通知キューによる置き換えロジックの一部であるタイル通知タグをサポートしています。サービスでは X-WNS-Tag HTTP 応答ヘッダーを指定して、各通知にタグを設定できます。タグと通知キューの使用について詳しくは、「ローカル通知で通知キューを使用する方法」をご覧ください。定期的な通知での X-WNS-Tag HTTP 応答ヘッダーの使用について詳しくは、「TileUpdater.startPeriodicUpdateBatch」をご覧ください。

 


var notifications = Windows.UI.Notifications;                        
var recurrence = notifications.PeriodicUpdateRecurrence.hour;

notifications.TileUpdateManager.createTileUpdaterForApplication().enableNotificationQueue(true);

notifications.TileUpdateManager.createTileUpdaterForApplication().startPeriodicUpdateBatch(urisToPoll, recurrence);

要約と次のステップ

このクイック スタートでは、定期的なタイル通知の設定について解説しました。バッジにも同じ手法を利用できます。

関連トピック

プッシュ通知と定期的な通知のサンプル

定期的な通知のガイドライン

ローカル通知で通知キューを使用する方法