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ショートカット メニューの追加 (HTML)

[ この記事は、Windows ランタイム アプリを作成する Windows 8.x および Windows Phone 8.x 開発者を対象としています。Windows 10 向けの開発を行っている場合は、「最新のドキュメント」をご覧ください]

目的

ショートカット メニューは、ユーザーが Windows ストア アプリ内のテキストまたは UI オブジェクトに対する操作 (クリップボード コマンドなど) をすばやく実行できるようにするための簡易メニューです。アプリにはシステムからテキストに関する既定のショートカット メニューが提供されるため、開発者がアプリにショートカット メニューを組み込むために追加の作業が必要になることはありません。アプリ内のテキストを選択可能または編集可能にするだけで、何もしなくてもテキスト用のショートカット メニューが得られます。既定のショートカット メニューにはクリップボード コマンド (切り取り、コピー、貼り付け) が表示されます。

既定のショートカット メニュー
クリップボード コマンドの [切り取り][コピー][貼り付け] を表示している、テキストの既定のショートカット メニュー。ユーザーが編集できるテキストに貼り付けられるテキストがクリップボードにない場合、既定のショートカット メニューには [貼り付け] コマンドが表示されません。

 

既定のショートカット メニューを、テキストのカスタム コマンドを表示するメニューに置き換えることができます。また、他の UI オブジェクト (サムネイルなど) で動作する独自のショートカット メニューを作ることもできます。ただし、ショートカット メニューに表示するコマンドの数は最小限にとどめる必要があります。コンテキスト メニューは、アプリのツール バーや直接的な操作 (タッチ回転など) では簡単にアクセスできない、ユーザーに直接関係するコマンドを表示するためだけに使います。

コンテキスト メニューには、最大で 6 つのコマンドしか表示できません。 この制限があるため、コンテキスト メニューは、すっきりと整理され、使いやすく、ユーザーに直接関係した状態に保たれます。

ショートカット メニューを独自にカスタマイズする方法について詳しくは、ショートカット メニューのサンプルをご覧ください。

関連トピック

ショートカット メニューのサンプル