ネットワーク接続状態へのアクセスとネットワーク コストの管理 (HTML)
[ この記事は、Windows ランタイム アプリを作成する Windows 8.x および Windows Phone 8.x 開発者を対象としています。Windows 10 向けの開発を行っている場合は、「最新のドキュメント」をご覧ください]
Windows ランタイム アプリで、ネットワーク接続、コスト、使用状況の情報にアクセスするには、Windows.Networking.Connectivity 名前空間のクラスを使います。
ネットワーク ベースでのシナリオに対応する Windows ランタイム アプリを開発する場合、アプリにとって、ネットワークの可用性、現在の環境で優先されるネットワーク、ネットワークの使用に伴うコストがわかるようにすることは重要です。Windows ランタイムには、アプリでネットワーク接続情報を取得できるようにする一連の API が用意されています。これによって、アプリが厳しいネットワーク状況下で動作しているときや、データ プランの制限があるネットワークや従量課金接続のネットワークで動作しているときに、適切なアクションを実行できるようにします。
このセクションのトピックでは、接続情報へのアクセス方法と、ネットワークの状態の変化や従量制課金接続のシナリオへの対処方法を紹介します。その他のコード例については、ネットワーク情報のサンプルをダウンロードしてください。
このセクションの内容
| トピック | 説明 |
|---|---|
| ネットワーク接続情報を取得する方法 | 特定の接続のネットワーク接続情報とコスト情報を取得して表示します。 |
| ネットワーク接続イベントと可用性の変更を管理する方法 | ネットワーク接続状態の変更イベントの通知に登録し、その情報をアプリで使うためのアプリの動作の推奨事項を示します。 |
| 従量制課金接続のコスト制約を管理する方法 | ネットワーク接続コストまたはデータ プランのステータス変更に注目し、この情報をアプリで使うことにより、ローミングや指定されたデータ転送制限の超過による追加コストの発生を回避します。 |
| ネットワーク接続の使用状況データを取得する方法 | 特定の期間のネットワーク接続の使用状況情報を取得して表示します。 |
| ネットワーク アダプターと位置情報を取得する方法 | LAN 識別子を列挙し、確立された接続をサポートするネットワーク アダプターの位置情報を取得します。 |
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