DA0030: データベース プロジェクトの階層の相互作用の測定を収集します。
規則 ID |
DA0030 |
分類 |
プロファイリング ツールの使用 |
プロファイル方法 |
サンプリング |
メッセージ |
多層アプリケーションの相互作用の測定値を収集すると、データベースの使用パターンと重要なデータのアクセス遅延を知ることができます。階層の相互作用のプロファイル オプションを有効にして、再度アプリケーションのプロファイリングを試みてください。 |
規則の種類 |
情報 |
原因
System.Data メソッドの呼び出しがプロファイル データの大きな割合を占めているため、プロファイリングの実行中に階層の相互作用データが収集されませんでした。プロファイリングを再度実行し、階層の相互作用データを追加することを検討してください。
規則の説明
この規則は、System.Data 名前空間 (System.Data.LinqSystem.Data.Linq を含む) に常駐する関数内で、重要なアクティビティが発生するたびに適用されます。
多階層アプリケーションは、アプリケーションのプレゼンテーションとデータ レイヤー用に複数層のサービスを使用します。多くの場合、データ レイヤーは、Microsoft SQL Server などのデータベース管理システムを実行する独立したプロセスです。データ レイヤーは、個別のコンピューター上でアプリケーションの途中から実行することもできます。サンプリング プロファイルの場合、アウトプロセスまたはリモートで実行されるサービスや関数の内部まで詳しく確認することはできません。
プロファイリング ツールで ADO.NET サービスへの非同期呼び出しを使用すると、Microsoft SQL Server のデータ レイヤーとの対話を行う多階層アプリケーションのタイミング情報を収集できます。その場合、[階層の相互作用のプロファイルを有効にする] オプションを有効にする必要があります。このオプションは、既定ではオフになっています。
違反の修正方法
この規則は情報提供用であるため、是正措置は必要ない場合があります。
Visual Studio IDE から階層の相互作用データをプロファイル データに追加する方法については、「Visual Studio IDE を使用した階層相互作用データの収集」を参照してください。コマンド ラインから階層の相互作用データを追加する方法の詳細については、「コマンド ラインからの階層相互作用データの追加」を参照してください。