方法: インストルメンテーション方式を使用して CPU カウンター データを収集する
ハードウェア固有のパフォーマンス データの収集には、CPU イベント カウンターが使用されます。このトピックでは、インストルメンテーションにメソッドを使用するときは、イベント カウンター データを収集する方法について説明します。
要件
- Visual Studio Ultimate, Visual Studio Premium, Visual Studio Professional
次の 2 種類の CPU カウンター イベントが発生します。
汎用性のあるイベント - 特定の CPU にかかわらず収集可能な CPU イベント
プラットフォーム イベント - 特定の CPU に関連付けられた CPU イベント
汎用性のあるイベントには、Instructions Retired や Non Halted Cycles などの一般的なイベント、CPU バッファー イベント、分岐イベント、および L2 キャッシュ イベントが含まれます。使用できるプラットフォーム イベント カウンターは、プロセッサのメーカーによって決められています。
イベントのカテゴリは、汎用性のあるカウンターとプラットフォーム カウンターで共有できます。たとえば、両方のタイプに共通するデータのカテゴリには次のものがあります。
メモリ イベント
フロントエンド イベント
分岐イベント
パフォーマンス カウンター データは、プロファイラーを使った次の 2 つの方法で収集できます。
インストルメンテーションによってプロファイリングするときに 1 つ以上のカウンターからデータを収集する。
サンプリングによってプロファイリングするときにカウンター イベントをサンプリング間隔として指定する。詳細については、「方法 : サンプリング イベントを選択する」を参照してください。
インストルメンテーションによってプロファイリングをするときに CPU パフォーマンス カウンター データを収集するには
パフォーマンス セッションの [プロパティ ページ] で、[CPU カウンター] をクリックします。
[CPU カウンターの収集] チェック ボックスをオンにします。
[使用可能なパフォーマンス カウンター] ツリーを展開し、収集するサンプル イベントを見つけます。
収集するイベントごとに、イベントを選択して右矢印をクリックし、イベントを [選択されたカウンター] リストに追加します。
[!メモ]
[使用可能なパフォーマンス カウンター] が有効になるのは [CPU カウンターの収集] チェック ボックスをオンにした場合だけです。