IMPLEMENTED_CATEGORY
IMPLEMENTED_CATEGORY マクロをコンポーネントのカテゴリ マップに追加して、そのマップが catID パラメーターで識別されるカテゴリを実装するものとして登録されるように指定します。
IMPLEMENTED_CATEGORY(
catID
)
パラメーター
- catID
[入力] 実装されるカテゴリのグローバル一意識別子 (GUID: Globally Unique Identifier) を保持する CATID の定数または変数。catID のアドレスが取得され、マップに追加されます。以下の表は、ストック カテゴリの選択肢です。
解説
クラスが OBJECT_ENTRY_AUTO マクロまたは OBJECT_ENTRY_NON_CREATEABLE_EX_AUTO マクロに関連付けられている場合、マップに示されたコンポーネント カテゴリは、モジュールの登録時に自動的に登録されます。
クライアントはクラスに対して登録されたカテゴリ情報を使用して、そのクラスのインスタンスを作成せずに機能や要件を決定できます。
コンポーネント カテゴリの詳細については、Windows SDK の「What are Component Categories and how do they work? (コンポーネント カテゴリの概要と動作)」を参照してください。
ストック カテゴリの選択肢
説明 |
シンボル |
レジストリ GUID |
---|---|---|
スクリプト対応 |
CATID_SafeForScripting |
{7DD95801-9882-11CF-9FA9-00AA006C42C4} |
初期化対応 |
CATID_SafeForInitializing |
{7DD95802-9882-11CF-9FA9-00AA006C42C4} |
単純なフレーム サイト コンテインメント |
CATID_SimpleFrameControl |
{157083E0-2368-11cf-87B9-00AA006C8166} |
単純データ バインディング |
CATID_PropertyNotifyControl |
{157083E1-2368-11cf-87B9-00AA006C8166} |
高度データ バインディング |
CATID_VBDataBound |
{157083E2-2368-11cf-87B9-00AA006C8166} |
ウィンドウなしのコントロール |
CATID_WindowlessObject |
{1D06B600-3AE3-11cf-87B9-00AA006C8166} |
インターネット対応オブジェクト |
サンプルの一覧については、Windows SDK の「Internet Aware Objects (インターネット対応オブジェクト)」を参照してください。 |
|
使用例
BEGIN_CATEGORY_MAP(CMyCtrl)
IMPLEMENTED_CATEGORY(CATID_Insertable)
END_CATEGORY_MAP()
必要条件
ヘッダー: atlcom.h