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list::back

リストの最後の要素への参照を返します。

reference back( ); 
const_reference back( ) const;

戻り値

リストの最後の要素。リストが空の場合、戻り値は未定義です。

解説

back の戻り値が const_referenceに割り当てられている場合、リスト オブジェクトは変更できません。back の戻り値が referenceに割り当てられている場合、リスト オブジェクトは変更できます。

_SECURE_SCL 1 でコンパイルする場合は、ランタイム エラーは空のリストの要素にアクセスしようとすると発生します。詳細については、「チェックを行う反復子」を参照してください。

使用例

// list_back.cpp
// compile with: /EHsc
#include <list>
#include <iostream>

int main( ) 
{
   using namespace std;
   list <int> c1;
   
   c1.push_back( 10 );
   c1.push_back( 11 );

   int& i = c1.back( );
   const int& ii = c1.front( );

   cout << "The last integer of c1 is " << i << endl;
   i--;
   cout << "The next-to-last integer of c1 is " << ii << endl;
}
  

必要条件

ヘッダー: <list>

名前空間: std

参照

関連項目

list Class

list::back と list::front

標準テンプレート ライブラリ