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basic_ofstream::basic_ofstream

basic_ofstream 型のオブジェクトを作成します。

basic_ofstream( );
explicit basic_ofstream(
    const char *_Filename,
    ios_base::openmode _Mode = ios_base::out,
    int _Prot = (int)ios_base::_Openprot
);
explicit basic_ofstream(
    const wchar_t *_Filename,
    ios_base::openmode _Mode = ios_base::out,
    int _Prot = (int)ios_base::_Openprot
);
basic_ofstream(
    basic_ofstream&& _Right
);

パラメーター

  • _Filename
    開くファイルの名前。

  • _Mode
    ios_base::openmodeの列挙型の 1 つが。

  • _Prot
    _fsopen、_wfsopenの shflag のパラメーターと同等の既定のファイルの開始保護。

  • _Right
    basic_ofstream でこのオブジェクトの初期化に使われる basic_ofstream のオブジェクトへの rvalue 参照。

解説

一つ目のコンストラクターは basic_ostream(sb) を呼び出して sb がクラス basic_filebuf<Elem、Tr> に格納されたオブジェクトである場合に、基本クラスを初期化します。また、basic_filebuf<Elem、Tr> を呼び出して sb を初期化します。

2 つ目と 3 つ目のコンストラクターは、basic_ostreamsb () を呼び出して、基本クラスを初期化します。次に、basic_filebuf<Elem、Tr> と sbを呼び出して sb を初期化します。オープン (_Filename、_Mode |ios_base::out).後の関数が null ポインターが返された場合、コンストラクターは setstate (failbit) を呼び出します。

4 つ目のコンストラクターは、コピー関数です。これは、rvalue 参照として扱う rightの内容でオブジェクトを初期化します。

使用例

次の例では、への basic_ofstream のオブジェクトを作成し、テキストを書き込む方法を示します。

// basic_ofstream_ctor.cpp
// compile with: /EHsc
#include <fstream>

using namespace std;

int main(int argc, char **argv)
{
    ofstream ofs("C:\\ofstream.txt");
    if (!ofs.bad())
    {
        ofs << "Writing to a basic_ofstream object..." << endl;
        ofs.close();
    }
}

必要条件

ヘッダー: <fstream>

名前空間: std

参照

関連項目

basic_ofstream Class

入出力ストリームのプログラミング

入出力ストリームの規則