AtlGetObjectSourceInterface
オブジェクトの既定のソース インターフェイスに関する情報を取得します。
重要 |
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この関数は Windows ランタイムで実行されるアプリケーションで使用することはできません。 |
ATLAPI AtlGetObjectSourceInterface(
IUnknown* punkObj,
GUID* plibid,
IID* piid,
unsigned short* pdwMajor,
unsigned short* pdwMinor
);
パラメーター
punkObj
[入力]情報が返されるオブジェクトへのポインター。plibid
[出力]ソース インターフェイスの定義を含むタイプ ライブラリの LIBID へのポインター。piid
[入力]オブジェクトの既定のソース インターフェイスのインターフェイス ID へのポインター。pdwMajor
[出力]ソース インターフェイスの定義を含むタイプ ライブラリのメジャー バージョン番号へのポインター。pdwMinor
[出力]ソース インターフェイスの定義を含むタイプ ライブラリのマイナー バージョン番号へのポインター。
戻り値
標準の HRESULT 値。
解説
AtlGetObjectSourceInterface は、そのインターフェイスを記述するタイプ ライブラリの LIBID とメジャー バージョン番号とマイナー バージョン番号とともに既定のソース インターフェイスのインターフェイス ID を、与えることができます。
[!メモ]
正常に必要な情報を取得するこの関数に対して punkObj によって表されるオブジェクトが IProvideClassInfo2 か IPersistを実装する必要があります IDispatch と (または型情報を IDispatch::GetTypeInfoによって返される場合) 実行する必要があります。ソース インターフェイスの型情報は IDispatchの型情報と同じタイプ ライブラリにある必要があります。
使用例
イベント シンク クラスを定義するか、それに IDispEventImpl の要素に渡すことができるテンプレート引数の数を減らすに CEasySinkを次の例に示します。EasyAdvise と EasyUnadvise は DispEventAdvise か DispEventUnadviseを呼び出す前に IDispEventImpl のメンバーの初期化に AtlGetObjectSourceInterface を使用します。
template <UINT nID, class T>
class CEasySink : public IDispEventImpl<nID, T>
{
public:
HRESULT EasyAdvise(IUnknown* pUnk)
{
AtlGetObjectSourceInterface(pUnk,
&m_libid, &m_iid, &m_wMajorVerNum, &m_wMinorVerNum);
return DispEventAdvise(pUnk, &m_iid);
}
HRESULT EasyUnadvise(IUnknown* pUnk)
{
AtlGetObjectSourceInterface(pUnk,
&m_libid, &m_iid, &m_wMajorVerNum, &m_wMinorVerNum);
return DispEventUnadvise(pUnk, &m_iid);
}
};
必要条件
ヘッダー: atlcom.h