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依存関係の副作用

異なる場所の 2 つの依存関係行でターゲットがコロン (:) を使用して指定されており、コマンドがそのうちの 1 つの行の後だけにある場合、それらの依存関係は隣接または結合しているものとして解釈されます。コマンドのない依存関係に対して推論規則は呼び出されません。その代わりに、2 つの依存関係が 1 つの記述ブロックに属しているものと見なされ、もう一方の依存関係で指定されているコマンドが実行されます。

記述ブロック例

評価結果

bounce.exe : jump.obj
   echo Building 
bounce.exe...
bounce.exe : up.obj
bounce.exe : jump.obj 
up.obj
   echo Building 
bounce.exe...

二重のコロン (::) が使用されている場合、この副作用は発生しません。

記述ブロック例

評価結果

bounce.exe :: jump.obj
   echo Building 
bounce.exe...
bounce.exe :: up.obj
bounce.exe : jump.obj
   echo Building 
bounce.exe...
bounce.exe : up.obj
# invokes an inference rule

参照

概念

ターゲット