方法: プログラムによって Word の表を作成する
Tables コレクションは Microsoft.Office.Interop.Word.Document、Microsoft.Office.Tools.Word.Document、Selection、および Range の各クラスのメンバーです。つまり、これらのどのコンテキストでも表を作成できます。指定した範囲に表を追加するには、Tables の Add メソッドを使用します。
対象: このトピックの情報は、Word 2013 と Word 2010 のドキュメント レベルのプロジェクトおよびアプリケーション レベルのプロジェクトに適用されます。詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクト タイプ別の使用可能な機能」を参照してください。
ドキュメント レベルのカスタマイズでの表の作成
文書に単純な表を追加するには
Add メソッドを使用して、文書の先頭に 3 行 4 列の表を追加します。
次のコード例を使用するには、プロジェクトの ThisDocument クラスから実行します。
Dim tableLocation As Word.Range = Me.Range(Start:=0, End:=0) Me.Tables.Add(Range:=tableLocation, NumRows:=3, NumColumns:=4)
object start = 0; object end = 0; Word.Range tableLocation = this.Range(ref start, ref end); this.Tables.Add(tableLocation, 3, 4);
表を作成すると、作成した表は自動的に Microsoft.Office.Tools.Word.Document ホスト項目の Tables コレクションに追加されます。表は Item プロパティを使用して項目番号で参照できます。次のサンプル コードを参照してください。
表を項目番号で指定するには
Item プロパティを使用して、参照する表の項目番号を指定します。
次のコード例を使用するには、プロジェクトの ThisDocument クラスから実行します。
Dim newTable As Word.Table = Me.Tables.Item(1)
Word.Table newTable = this.Tables[1];
各 Table オブジェクトには Range プロパティもあり、このプロパティを使用して書式設定属性を設定できます。
表にスタイルを適用するには
Style プロパティを使用して、Word のいずれかの組み込みスタイルを表に適用します。
次のコード例を使用するには、プロジェクトの ThisDocument クラスから実行します。
Me.Tables.Item(1).Range.Font.Size = 8 Me.Tables.Item(1).Style = "Table Grid 8"
this.Tables[1].Range.Font.Size = 8; this.Tables[1].set_Style("Table Grid 8");
アプリケーション レベルのアドインでの表の作成
文書に単純な表を追加するには
Add メソッドを使用して、文書の先頭に 3 行 4 列の表を追加します。
アクティブ文書に表を追加するコード例を次に示します。このコード例を使用するには、プロジェクトの ThisAddIn クラスから実行します。
Dim tableLocation As Word.Range = Me.Application.ActiveDocument.Range(Start:=0, End:=0) Me.Application.ActiveDocument.Tables.Add(Range:=tableLocation, NumRows:=3, NumColumns:=4)
Word.Range tableLocation = this.Application.ActiveDocument.Range(0, 0); this.Application.ActiveDocument.Tables.Add( tableLocation, 3, 4);
表を作成すると、作成した表は自動的に Microsoft.Office.Interop.Word.Document の Tables コレクションに追加されます。表は Item プロパティを使用して項目番号で参照できます。次のサンプル コードを参照してください。
表を項目番号で指定するには
Item プロパティを使用して、参照する表の項目番号を指定します。
アクティブ文書を使用するコード例を次に示します。このコード例を使用するには、プロジェクトの ThisAddIn クラスから実行します。
Dim newTable As Word.Table = Me.Application.ActiveDocument.Tables.Item(1)
Word.Table newTable = this.Application.ActiveDocument.Tables[1];
各 Table オブジェクトには Range プロパティもあり、このプロパティを使用して書式設定属性を設定できます。
表にスタイルを適用するには
Style プロパティを使用して、Word のいずれかの組み込みスタイルを表に適用します。
アクティブ文書を使用するコード例を次に示します。このコード例を使用するには、プロジェクトの ThisAddIn クラスから実行します。
Me.Application.ActiveDocument.Tables.Item(1).Range.Font.Size = 8 Me.Application.ActiveDocument.Tables.Item(1).Style = "Table Grid 8"
this.Application.ActiveDocument.Tables[1].Range.Font.Size = 8; this.Application.ActiveDocument.Tables[1].set_Style("Table Grid 8");
参照
処理手順
方法: プログラムによって Word の表のセルにテキストと書式設定を追加する
方法: プログラムによって Word の表に行と列を追加する
方法: プログラムによって Document プロパティを Word の表に読み込む