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NamedRange.AutoFilter メソッド

オートフィルターを使用してリストをフィルター処理します。

名前空間:  Microsoft.Office.Tools.Excel
アセンブリ:  Microsoft.Office.Tools.Excel (Microsoft.Office.Tools.Excel.dll 内)

構文

'宣言
Function AutoFilter ( _
    Field As Object, _
    Criteria1 As Object, _
    Operator As XlAutoFilterOperator, _
    Criteria2 As Object, _
    VisibleDropDown As Object _
) As Object
Object AutoFilter(
    Object Field,
    Object Criteria1,
    XlAutoFilterOperator Operator,
    Object Criteria2,
    Object VisibleDropDown
)

パラメーター

  • Field
    型 : System.Object
    フィルター処理の基にするフィールドのオフセットです。リストの左から表し、一番左のフィールドがフィールド 1 です。
  • Criteria1
    型 : System.Object
    抽出条件の文字列 (たとえば "101") です。空白フィールドを検索するには "=" を使用し、非空白フィールドを検索するには "<>" を使用します。この引数を省略した場合、抽出条件は All です。 Operator が xlTop10Items の場合、Criteria1 には項目数を指定します (たとえば "10")。
  • Criteria2
    型 : System.Object
    2 番目の抽出条件の文字列です。 Criteria1 および Operator と組み合わせて使用し、複合抽出条件を作成します。
  • VisibleDropDown
    型 : System.Object
    フィルター処理するフィールドのオートフィルターのドロップダウン矢印を表示する場合は true です。フィルター処理するフィールドでオートフィルターのドロップダウン矢印を非表示にする場合は false です。既定では、true になります。

戻り値

型 : System.Object

解説

すべての引数を省略した場合、このメソッドは、NamedRange コントロールのオートフィルターのドロップダウン矢印の表示を切り替えるのみです。

省略可能なパラメーター

省略可能なパラメーターについては、「Office ソリューションの省略可能なパラメーター」を参照してください。

次のコード例は、セル A1 ~ A5 に 5 つの異なる名前文字列を設定し、AutoFilter メソッドを使用して、"Robert" という名前をフィルターで抽出します。

この例は、ドキュメント レベルのカスタマイズ用に作成されています。

    Private Sub SetAutoFilter()
        Me.Range("A1").Value2 = "Kathleen"
        Me.Range("A2").Value2 = "Robert"
        Me.Range("A3").Value2 = "Paul"
        Me.Range("A4").Value2 = "Harry"
        Me.Range("A5").Value2 = "George"

        Dim namedRange1 As Microsoft.Office.Tools.Excel.NamedRange _
            = Me.Controls.AddNamedRange(Me.Range("A1", "A5"), _
            "namedRange1")

        namedRange1.AutoFilter(1, "Robert", _
            Excel.XlAutoFilterOperator.xlAnd, , True)
    End Sub

private void SetAutoFilter()
{
    this.Range["A1"].Value2 = "Kathleen";
    this.Range["A2"].Value2 = "Robert";
    this.Range["A3"].Value2 = "Paul";
    this.Range["A4"].Value2 = "Harry";
    this.Range["A5"].Value2 = "George";

    Microsoft.Office.Tools.Excel.NamedRange namedRange1 =
        this.Controls.AddNamedRange(this.Range["A1", "A5"],
        "namedRange1");

    namedRange1.AutoFilter(1, "Robert",
        Excel.XlAutoFilterOperator.xlAnd, true);
}

.NET Framework セキュリティ

  • 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバーは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「部分信頼コードからのライブラリの使用」を参照してください。

参照

関連項目

NamedRange インターフェイス

Microsoft.Office.Tools.Excel 名前空間