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方法 : データセットの読み込み中に制約をオフにする

データセットに制約 (外部キー制約など) が含まれている場合、そのデータセットに対して実行する操作の順序によっては例外がスローされる可能性があります。たとえば、子レコードを親レコードより先に読み込むと、制約違反となり、例外が生成されることがあります。子レコードを読み込んだ直後に、関連する親があるかどうかが制約でチェックされ、エラーが生成されます。一時的に制約を中断する機構がない場合は、レコードを子テーブルに読み込もうとするたびにエラーが生成されます。データセットのすべての制約を中断する別の方法として、BeginEdit プロパティおよび EndEdit プロパティを使用できます。

[!メモ]

入力規則イベント (たとえば、ColumnChangingRowChanging など) は、制約を無効にすると生成されなくなります。

更新制約をプログラムによって中断するには

  • 次の例は、データセットでの制約チェックを一時的に無効にする方法を示しています。

    DataSet1.EnforceConstraints = False
    ' Perform some operations on the dataset
    DataSet1.EnforceConstraints = True
    
    dataSet1.EnforceConstraints = false;
    // Perform some operations on the dataset
    dataSet1.EnforceConstraints = true;
    

データセット デザイナーを使って更新制約を中断するには

  1. 型指定されたデータセットの作成と編集でデータセットを開きます。詳細については、「方法 : データセット デザイナーでデータセットを開く」を参照してください。

  2. [プロパティ] ウィンドウで、EnforceConstraints プロパティを false に設定します。

参照

概念

データセットのデータの保存

アプリケーションでのデータ編集

Visual Studio 2012 のデータ アプリケーション開発に関する新機能

Visual Studio でのデータへの Windows フォーム コントロールのバインド

アプリケーションでデータを受け取る準備

アプリケーションへのデータのフェッチ

Visual Studio でのデータへのコントロールのバインド

データの検証

データの保存

その他の技術情報

データに関するチュートリアル

Visual Studio のデータ アプリケーションの概要

Visual Studio でのデータへの接続