次の方法で共有


方法 : ListObject コントロールにデータを読み込む

データを迅速にドキュメントに追加する方法として、データ バインディングを使用できます。データをリスト オブジェクトに読み込んだ後、リスト オブジェクトの接続を解除できます。この場合、リスト オブジェクトにデータは表示されますが、データ ソースへのバインドが解除されます。

対象: このトピックの情報は、Excel 2013 と Excel 2010 のドキュメント レベルのプロジェクトおよびアプリケーション レベルのプロジェクトに適用されます。詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクト タイプ別の使用可能な機能」を参照してください。

ビデオへのリンク 関連のビデオ デモについては、「How Do I: Create a List in Excel that is Connected to a SharePoint List? (操作方法: SharePoint リストに関連付けられた Excel のリストを作成する)」を参照してください。

ListObject コントロールにデータをバインドするには

  1. クラス レベルで DataTable を作成します。

    Dim table As DataTable = New DataTable("Employees")
    
    System.Data.DataTable table = new System.Data.DataTable("Employees");
    
  2. サンプルの列とデータを Sheet1 クラス (ドキュメント レベルのプロジェクトの場合) または ThisAddIn クラス (アプリケーション レベルのプロジェクトの場合) の Startup イベント ハンドラーに追加します。

    table.Columns.Add("FirstName", GetType(String))
    table.Columns.Add("LastName", GetType(String))
    table.Columns.Add("Title", GetType(String))
    
    table.Rows.Add("Nancy", "Anderson", "Sales Representative")
    table.Rows.Add("Robert", "Brown", "Sales Representative")
    
    table.Columns.Add("FirstName", typeof(string));
    table.Columns.Add("LastName", typeof(string));
    table.Columns.Add("Title", typeof(string));
    
    table.Rows.Add("Nancy", "Anderson", "Sales Representative");
    table.Rows.Add("Robert", "Brown", "Sales Representative");
    
  3. SetDataBinding メソッドを呼び出し、表示する順序で列名を渡します。リスト オブジェクトにおける列の順序は、DataTable に表示される順序と異なる場合があります。

    list1.AutoSetDataBoundColumnHeaders = True
    list1.SetDataBinding(table, Nothing, "LastName", "FirstName")
    
    
    list1.AutoSetDataBoundColumnHeaders = true;
    list1.SetDataBinding(table, null, "LastName", "FirstName");
    

ListObject コントロールとデータ ソースの接続を解除するには

  • List1 の Disconnect メソッドを呼び出します。

    list1.Disconnect()
    
    list1.Disconnect();
    

コードのコンパイル

このコード例では、このコードが表示されるワークシート上に、list1 という名前の 、 ListObject が存在することを前提にしています。

参照

処理手順

方法 : データに ListObject 列を割り当てる

方法 : データベースのデータをワークシートに読み込む

方法 : サービスのデータをドキュメントに読み込む

概念

アプリケーション レベルのアドインにおける実行時の Word 文書や Excel ブックの拡張

実行時の Office ドキュメントへのコントロールの追加

拡張オブジェクトによる Excel の自動化

ListObject コントロール

その他の技術情報

Office ドキュメントのコントロール

Office ソリューションでのコントロールへのデータのバインド