方法 : 無効にされたアドインを再度有効にする
Microsoft Office アプリケーションでは、予期しない動作を行うアドインを無効にする場合があります。アドインをデバッグしようとしたときに、アプリケーションでそのアドインが読み込まれない場合は、アプリケーションによってアドインがハードに無効化された、またはソフトに無効化された可能性があります。
対象: このトピックの情報は、Microsoft Office 2013 および Microsoft Office 2010 のアプリケーション レベルのプロジェクトに適用されます。詳細については、「Office アプリケーションおよびプロジェクト タイプ別の使用可能な機能」を参照してください。
ハードに無効化されたアドイン
ハードな無効化は、アドインによってアプリケーションが予期せずに終了した場合に発生する可能性があります。また、開発用コンピューターでアドインの Startup イベント ハンドラーの実行中にデバッガーを停止した場合にも発生することがあります。
アドインを再度有効にするには
アプリケーションでは、[ファイル] のタブをクリックします。
[ApplicationName のオプション] をクリックします。
カテゴリ ペインで [アドイン] をクリックします。
詳細ペインの [無効なアプリケーション アドイン] ボックスの一覧にアドインが表示されていることを確認します。
[名前] 列でアセンブリ名を指定し、[場所] 列でアプリケーション マニフェストの完全パスを指定します。
[管理] ボックスの [使用できないアイテム] をクリックし、[設定] をクリックします。
アドインを選択し、[有効にする] をクリックします。
[閉じる] をクリックします。
ソフトに無効化されたアドイン
ソフトな無効化は、アドインによってエラーが発生したが、アプリケーションが予期せずに終了しなかった場合に発生する可能性があります。たとえば、Startup イベント ハンドラーの実行中にアドインによってハンドルされない例外がスローされた場合に、アプリケーションによってそのアドインがソフトに無効化されることがあります。
[!メモ]
ソフトに無効化されたアドインを再度有効にすると、アプリケーションは直ちにそのアドインを読み込もうとします。アプリケーションが最初にそのアドインをソフトに無効化した原因となる問題が解決されていない場合、アプリケーションは再度そのアドインをソフトに無効化します。
アドインを再度有効にするには
アプリケーションでは、[ファイル] のタブをクリックします。
[ApplicationName のオプション] をクリックします。
カテゴリ ペインで [アドイン] をクリックします。
詳細ペインの [アクティブでないアプリケーション アドイン] ボックスの一覧にアドインが表示されていることを確認します。
[名前] 列でアセンブリ名を指定し、[場所] 列でアプリケーション マニフェストの完全パスを指定します。
[管理] ボックスの [COM アドイン] をクリックし、[設定] をクリックします。
[COM アドイン] ダイアログ ボックスで、無効にされたアドインの横のチェック ボックスをオンにします。
[OK] をクリックします。