XSLT スタイル シートの編集
XML エディターは、XSLT スタイル シートの編集にも使用することができます。IntelliSense、アウトライン、XML スニペットなどの、エディターが備える既定の機能を活用できます。さらに、XSLT での開発を容易にする新機能もあります。
XSLT 機能
XSLT スタイル シートの操作時に固有な機能の説明を次の表に示します。
構文の色分け表示
template や match などの XSLT キーワードは、[フォントおよび色] の設定で指定されている XSLT キーワードの色で表示されます。波下線
XML エディターは、インストールされた xslt.xsd ファイルを使用して XSLT スタイル シートを検証します。検証エラーは、青色の波下線で表示されます。XML エディターは、バックグラウンドでスタイル シートのコンパイルも行い、適切な波下線でコンパイラのエラーや警告を通知します。スクリプト ブロックのサポート
スクリプト ブロック内のコードは XSLT デバッガーによってサポートされているので、ブレークポイントを設定してスクリプト ブロックのコードをステップ実行することができます。XSLT 出力の表示
XSL 変換を実行し、XML エディターから出力を参照することができます。詳細については、「方法: XML エディターから XSLT 変換を実行する」を参照してください。XSLT のデバッグ
XML エディターでは、XSLT ファイルから XSLT デバッガーを起動できます。このデバッガーは、XSLT ファイルでのブレークポイントの設定や、XSLT 実行状態の表示などをサポートしています。XSLT 変数の上にカーソルを置くと、変数の値を示すツール ヒントが表示されます。このデバッガーを使用すると、スタイル シートのデバッグや、他のアプリケーションから呼び出されたコンパイル済みの XSL 変換のデバッグが可能です。詳細については、「XSLT のデバッグ」を参照してください。