Team Foundation Server のセキュリティ保護
Team Foundation のセキュリティ機能は Windows 認証と統合されており、ユーザーとグループに基づいています。Windows 認証は、Visual Studio Team Foundation Server と Team Foundation のクライアント間の接続におけるアカウントの認証に使用されます。また、Team Foundation Server の承認は、Team Foundation Server のユーザー、グループ、およびアクセス許可に基づいて行われます。次の作業を含め、さまざまな方法で配置のセキュリティを強化できます。
ユーザーとグループへのアクセス許可の割り当て
配置の基になるアーキテクチャの理解
クライアントとサーバー間のネットワーク ポートおよびトラフィックのセキュリティの強化
HTTPS (ハイパーテキスト転送プロトコル セキュア) と SSL (Secure Sockets Layer) を使用するように配置を構成できます。この構成を使用すると、Team Foundation Server とリソース (チーム プロジェクト ポータル、レポート、作業項目など) へのアクセスを要求するクライアントとの間で、ネットワーク トラフィックが暗号化されます。HTTP だけでなく、HTTPS と SSL をサポートするように配置を構成できます。また、Team Foundation Server のユーザーに HTTPS と SSL を使用するよう要求することもできます。
このセクションの内容
Team Foundation Server、認証、およびアクセス
Visual Studio 2012 がインストールされている Team Foundation Server でサポートされる認証モードについて説明します。Team Foundation Server 用の SSL (Secure Sockets Layer) を使用した HTTPS のセットアップ
HTTPS と SSL を使用するように配置を構成する利点と欠点について説明します。また、Team Foundation のデータ層、アプリケーション層、およびクライアント層の間の Web 接続で、HTTPS と SSL をサポートまたは要求するように Visual Studio 2012 を構成する方法についても説明します。
参照
概念
Team Foundation Server のアーキテクチャ
Team Foundation Server のアクセス許可