RegisterDB コマンド
RegisterDB を使用して、Visual Studio Team Foundation Server (TFS) の構成データベースをホストするサーバーの名前を更新します。このコマンドは構成データベースを新しいハードウェアに復元する場合、または配置のドメインを変更する場合に使用できます。
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|---|
RegisterDB コマンドを正常に実行するには、次のアプリケーション プールおよびプログラムが実行されている必要があります。 |
Team Foundation Server アプリケーション プール (アプリケーション プール)
ReportServer (アプリケーション プール)
SQL Server Reporting Services (プログラム)
さらに、次のコンポーネントが開いていないか実行されていない必要があります。
必要なアクセス許可
RegisterDB コマンドを使用するには、Team Foundation のアプリケーション層サーバーの Team Foundation 管理者グループのメンバーであり、Team Foundation のデータ層サーバーで実行されている SQL Server の sysadmin グループのメンバーである必要があります。詳細については、「Team Foundation Server のアクセス許可」を参照してください。
[!メモ]
管理資格情報を使ってログオンしている場合でも、この機能を実行するには、昇格した特権でコマンド プロンプトを開く必要があります。
TFSConfig RegisterDB /SQLInstance:ServerName [/usesqlalwayson]
パラメーター
プレースホルダー |
説明 |
|---|---|
ServerName |
TFS の構成データベースをホストしているサーバーの名前と、既定インスタンス以外のインスタンスを使用する場合は、インスタンスの名前を指定します。インスタンスを指定する場合は、次の形式を使用する必要があります。 ServerName\InstanceName |
引数 |
説明 |
|---|---|
/SQLInstance:ServerName |
必須。SQL Server を実行しているサーバーの名前と、既定インスタンス以外のインスタンスを使用する場合は、そのインスタンスの名前を指定します。インスタンスを指定する場合は、次の形式を使用する必要があります。 ServerName\InstanceName |
/usesqlalwayson |
Optional.Specifies that the databases are part of an AlwaysOn Availability Group in SQL Server.If configured, this option sets MultiSubnetFailover in the connection string. For more information, see AlwaysOn Availability Groups (SQL Server). |
解説
| 重要 |
|---|
このコマンドを使用する前に、TFS のデータベースをバックアップしてください。 |
このコマンドを正しく動作させるには、構成データベースの正確な名前またはアドレスを指定する必要があります。このデータベースが保存されているサーバーを変更する必要がある場合は、TFS が新しい場所を指し示していることを確認する必要があります。
使用例
次の例では、TFS を、SQL Server のインスタンス TeamDatabases 内のサーバー ContosoMain にある構成データベースにリダイレクトします。
[!メモ]
これらの例は、例示のみを目的としており、架空のものです。実際のものとは一切関係ありません。
TFSConfig RegisterDB /SQLInstance:ContosoMain\TeamDatabases