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ダイアグラム ペイン

ダイアグラム ペインには、データ接続で選択したテーブルまたはテーブル値オブジェクトが、グラフィカルに表示されます。また、テーブル間の結合リレーションシップも示されます。

ダイアグラム ペインでは、次の作業を行うことができます。

  • テーブルおよびテーブル値オブジェクトを追加または削除し、出力するデータ列を指定する。

  • テーブル間およびテーブル値オブジェクト間の結合を作成または変更する。

ダイアグラム ペインで内容を変更すると、抽出条件ペインと SQL ペインはその変更に合わせて更新されます。たとえば、ダイアグラム ペインのテーブルまたはテーブル値オブジェクトのウィンドウで出力する列を選択した場合、クエリおよびビュー デザイナーは、抽出条件ペインおよび SQL ペインの SQL ステートメントに、そのデータ列を追加します。

[!メモ]

お使いのマシンで、Visual Studio ユーザー インターフェイスの一部の要素の名前や場所が、次の手順とは異なる場合があります。これらの要素は、使用している Visual Studio のエディションや独自の設定によって決まります。詳細については、「Visual Studio の設定」を参照してください。

ダイアグラム ペインについて

ダイアグラム ペインでは、各テーブルまたはテーブル値オブジェクトは、独立したウィンドウとして表示されます。各ウィンドウのタイトル バーに表示されるアイコンは、ウィンドウに表示されているオブジェクトの種類を示しています。各アイコンの意味は次のとおりです。

  • テーブル
    ダイアグラム ペインに追加できるテーブルが一覧表示されます。テーブルを追加するには、テーブルを選択して [追加] をクリックします。複数のテーブルを一度に追加するには、それらのテーブルを選択して [追加] をクリックします。

  • [ビュー]
    ダイアグラム ペインに追加できるビューが一覧表示されます。ビューを追加するには、ビューを選択して [追加] をクリックします。複数のビューを一度に追加するには、それらのビューを選択して [追加] をクリックします。

  • 関数
    ダイアグラム ペインに追加できるユーザー定義関数が一覧表示されます。関数を追加するには、関数を選択して [追加] をクリックします。複数の関数を一度に追加するには、それらの関数を選択して [追加] をクリックします。

  • [ローカル テーブル]
    データベースに属するクエリ以外のクエリで作成されたテーブルが一覧表示されます。

  • [シノニム]
    ダイアグラム ペインに追加できるシノニムが一覧表示されます。シノニムを追加するには、シノニムを選択して [追加] をクリックします。複数のシノニムを一度に追加するには、それらのシノニムを選択して [追加] をクリックします。

Icon

オブジェクト型

QueryTABLEinputSourceTypeSymbol スクリーンショット

テーブル

QueryViewOrQueryInputSourceSymbol スクリーンショット

クエリまたはビュー

QueryLinkedTableInputSourceSymbol スクリーンショット

リンク テーブル

QueryDesignerUserDefinedFunctionSymbol スクリーンショット

ユーザー定義関数

QueryLINKEDVIEWinputSourceSymbol スクリーンショット

リンク ビュー

各四角形には、テーブルまたはテーブル値オブジェクトのデータ列が表示されます。列の名前の横に表示されるチェック ボックスと記号は、その列がクエリでどのように使われるかを示しています。ツール ヒントには、列のデータ型やサイズなどの情報が表示されます。

テーブルまたはテーブル値オブジェクトの四角形で使われるチェック ボックスと記号は、次の表のとおりです。

チェック ボックスまたは記号

Description

QueryCheckBoxDataPane スクリーンショット

QueryCheckBoxesDataPane2 スクリーンショット

QueryCheckBoxesDataPane3 スクリーンショット

QueryCheckBoxesDataPane4 スクリーンショット

データ列をクエリの結果セットに表示するかどうか (SELECT クエリ)、または UPDATE、INSERT FROM、MAKE TABLE、INSERT INTO の各クエリで使用するかどうかを指定します。結果に列を追加するには、その列のチェック ボックスをオンにします。[* (すべての列)] を選択すると、すべてのデータ列が出力に表示されます。

メモメモ
Oracle では、"*" 演算子と個別の列名を組み合わせることはできません。

チェック ボックスに表示されるアイコンは、作成するクエリの種類によって変わります。DELETE クエリを作成するときは、列を個別に選択することはできません。

QuerySortTypeAscendingSymbol スクリーンショット

QuerySortAscendingSymbol スクリーンショット

クエリ結果の並べ替えに使用される (ORDER BY 句の一部である) データ列を示します。並べ替え順序が昇順の場合はアイコンに A-Z と表示されます。降順の場合は Z-A と表示されます。

QueryGroupedResultSetSymbol スクリーンショット

集計クエリで結果セットをグループ化するために使用される (GROUP BY 句の一部である) データ列を示します。

QuerySearchConditionDataColumnSymbol スクリーンショット

クエリの検索条件に含まれる (WHERE 句または HAVING 句の一部である) データ列を示します。

QueryDataColumnSummarizedOutputSymbol スクリーンショット

データ列の内容が出力のときに集約される (SUM、AVG、またはほかの集計関数に含まれる) ことを示します。

[!メモ]

テーブルまたはテーブル値オブジェクトに対して十分なアクセス権がない場合、またはデータベース ドライバーがこれらのオブジェクトに関する情報を返すことができない場合、クエリおよびビュー デザイナーにはこれらのオブジェクトのデータ列が表示されません。この場合は、テーブルまたはテーブル構造オブジェクトのタイトル バーだけが表示されます。

ダイアグラム ペインでの結合テーブル

クエリに結合が含まれる場合は、結合に関係するデータ列の間に結合の線が表示されます。結合されるデータ列が表示されていない場合 (テーブルまたはテーブル値オブジェクトのウィンドウが最小化されている場合や、結合に式が含まれる場合など)、クエリおよびビュー デザイナーは、テーブルまたはテーブル値オブジェクトを表す四角形のタイトル バーに結合線を表示します。結合条件ごとに 1 本の結合線が表示されます。

結合線の中央に表示されるアイコンの形は、テーブルまたはテーブル構造オブジェクトの結合方法を示しています。等号 (=) 以外の演算子が結合句で使われている場合は、その演算子が結合線のアイコンに表示されます。結合線に表示されるアイコンは、次の表のとおりです。

結合線のアイコン

Description

QueryJoinLineInnerJoinSymbol スクリーンショット

内部結合 (等号を使って作成)。

QueryJoinLineInnerJoinGreaterThanOperatorSymbol スクリーンショット

"大なり" 演算子 (>) による内部結合 (結合線アイコンの内部には、結合で使われる演算子が表示されます)。

QueryJoinLinesOuterJoinLeftSymbol スクリーンショット

外部結合。右側のテーブルに一致する行があるかどうかにかかわらず、左側のテーブルのすべての行が含まれます。

QueryJoinLineOuterJoinRightSymbol スクリーンショット

外部結合。左側のテーブルに一致する行があるかどうかにかかわらず、右側のテーブルのすべての行が含まれます。

QueryJoinLineFullOuterSymbol スクリーンショット

完全外部結合。関連テーブルに一致する行があるかどうかにかかわらず、両方のテーブルのすべての行が含まれます。

[!メモ]

Oracle データベースは、完全外部結合をサポートしていません。

結合線の端に表示されるアイコンは、結合の種類を示しています。結合の種類と結合線の端に表示されるアイコンは、次の表のとおりです。

結合線の端のアイコン

Description

QueryJoinLine1-to-1Symbol スクリーンショット

一対一結合

QueryJoinLine1-to-ManySymbol スクリーンショット

一対多結合

QueryJoinLineEndSymbol スクリーンショット

クエリおよびビュー デザイナーは、結合の種類を特定できません。

参照

関連項目

抽出条件ペイン

その他の技術情報

クエリおよびビューのデザイン

クエリ結果の並べ替えおよびグループ化