ユーザー定義関数
Microsoft SQL Server 2000 では、ユーザー定義関数を作成できます。ユーザー定義関数も、その他の関数と同じく、値を返すルーチンです。ユーザー定義関数は、返す値の種類によって、更新できるテーブルを返す関数、更新できないテーブルを返す関数、スカラー値を返す関数の 3 つに分類できます。
ユーザー定義関数に SELECT ステートメントが 1 つ含まれていて、そのステートメントが更新できる場合は、関数が返す表形式の結果も更新できます。
ユーザー定義関数に複数の SELECT ステートメントが含まれている場合、または 1 つの SELECT ステートメントが含まれていて、そのステートメントが更新できない場合は、関数が返す表形式の結果は更新できません。
関数がテーブルを返す場合、その関数はクエリの FROM 句で使用できます。詳細については、「方法 : テーブル以外のアイテムを使用してクエリを作成する」を参照してください。スカラー値を返す関数は、列名を使用するどの箇所でもクエリに使用できます。詳細については、「クエリでの式の使用」を参照してください。