VSProject.AddWebReference メソッド
プロジェクトに Web サービスへの参照を追加します。新しい Web サービス参照サブフォルダは、プロジェクトの [Web References] フォルダに追加されます。新しいフォルダには、Web サービスに関連するほかの複数のプロジェクト項目が格納されます。このメソッドは、新しい Web サービス フォルダに関連付けられた ProjectItem オブジェクトを返します。
名前空間: VSLangProj
アセンブリ: VSLangProj (vslangproj.dll 内)
構文
'宣言
'使用
パラメータ
- bstrUrl
必ず指定します。通常、.disco または .vsdisco の拡張子を持つファイル名を URL 形式で指定します。
戻り値
新しい Web Reference フォルダである ProjectItem オブジェクトを返します。
解説
WebReferencesFolder が Nothing (null オブジェクト参照 (Visual Basic ではNothing) 参照) の場合、プロジェクトの Web References フォルダの ProjectItem が作成され、WebReferencesFolder が設定されます。
Web サービスへの Web 参照が作成されると、新しいフォルダの種類である ProjectItem がプロジェクトの ProjectItems コレクションに追加されます。この新しい ProjectItem の ProjectItems プロパティには、Web 参照定義を構成する項目が格納されます。Web 参照定義を構成する 4 種類の項目を次の表で説明します。
項目 |
目的 |
---|---|
マップ ファイル (Reference.map) |
この XML ファイルで、URLs とローカルでキャッシュされているファイルとの割り当てを行います。Web サービスの検索ファイルとサービス コントラクト ファイルをリストします。 |
サービス コントラクト ファイル (.wsdl) |
Web サービスのインターフェイスを指定する SOAP ファイルです。Web Reference フォルダには複数のコントラクト ファイルを格納できます。 |
XML スキーマ定義ファイル (.xsd) |
Web サービスの XML スキーマ定義を格納するファイルです。Web Reference フォルダには複数のスキーマ ファイルを格納できます。 |
検索ファイル (.disco または .vsdisco) |
Web サービスを表しているほかのリソースへのリンクを格納する XML ファイルです。 |
使用例
' Macro Editor
Imports VSLangProj
Sub AddWebReferenceExample()
' This example assumes that the first project in the solution is
' either a Visual Basic or C# project.
Dim aVSProject As VSProject = _
CType(DTE.Solution.Projects.Item(1).Object, VSProject)
' The new project item is a folder.
Dim newFolder As ProjectItem
newFolder = aVSProject.AddWebReference( _
"https://ServerName/Application/myServiceName.asmx")
' The new name of the folder appears in Solution Explorer.
newFolder.Name = "NewName"
' The ProjectItems collection for the folder is not empty.
MsgBox(newFolder.ProjectItems.Count.ToString())
End Sub