VCCodeIDLLibrary インターフェイス
.idl ファイル内に library 要素を定義するオブジェクト。
名前空間: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel (Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("DA2BC1DD-A855-4A28-9390-31B91D1CA3D4")> _
Public Interface VCCodeIDLLibrary
[GuidAttribute("DA2BC1DD-A855-4A28-9390-31B91D1CA3D4")]
public interface VCCodeIDLLibrary
[GuidAttribute(L"DA2BC1DD-A855-4A28-9390-31B91D1CA3D4")]
public interface class VCCodeIDLLibrary
[<GuidAttribute("DA2BC1DD-A855-4A28-9390-31B91D1CA3D4")>]
type VCCodeIDLLibrary = interface end
public interface VCCodeIDLLibrary
VCCodeIDLLibrary 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Attributes | オブジェクトのすべての属性のコレクションを取得します。 | |
BodyText | オブジェクトの本体テキストを取得または設定します。 | |
Children | このコード コンストラクターに含まれているオブジェクトのコレクションを取得します。 | |
CodeModel | プロジェクトの VCCodeModel オブジェクトを取得します。 | |
Collection | このプロパティをサポートしているオブジェクトまたはこのコード コンストラクターに含まれているオブジェクトを含むコレクションを取得します。 | |
Comment | コード要素に関連付けられたコメントを取得または設定します。 | |
DeclarationText | オブジェクトの宣言を取得または設定します。 | |
DisplayName | この出力グループのユーザー インターフェイスに使用されている名前を取得します。 | |
DTE | トップ レベルの機能拡張オブジェクトを取得します。 | |
EndPoint | コード項目の終了位置であるエディット ポイントを取得します。 | |
EndPointOf | 親オブジェクトの終了点を取得します。 | |
Enums | オブジェクトの列挙値のコレクションを取得します。 | |
Extender | 要求された Extender オブジェクトがこのオブジェクトで利用できる場合はそれを取得します。 | |
ExtenderCATID | オブジェクトの Extender カテゴリ ID (CATID) を取得します。 | |
ExtenderNames | オブジェクトで使用できる Extender の一覧を取得します。 | |
File | このオブジェクトが定義されているファイルを取得します。 | |
FullName | オブジェクトのファイルの完全パスと名前を取得します。 | |
Functions | オブジェクトの関数のコレクションを取得します。 | |
IDLCoClasses | 親オブジェクトの .idl ファイルから CoClass ステートメントのコレクションを取得します。 | |
IDLImportLibs | 親オブジェクトの .idl ファイルから importlib ステートメントのコレクションを取得します。 | |
InfoLocation | コード モデルの機能を説明します。 | |
Interfaces | 親オブジェクトのインターフェイスのコレクションを取得します。 | |
IsCaseSensitive | コード要素で大文字と小文字を区別するかどうかを示す値を取得します。 | |
IsCodeType | このオブジェクトから CodeType オブジェクトを取得できるかどうかを示す値を取得します。 | |
IsInjected | 属性またはマクロの展開によって、コード要素が挿入されたかどうかを示す値を取得します。 | |
IsReadOnly | オブジェクトを含むファイルが読み取り専用かどうかを示す値を取得します。 | |
IsZombie | オブジェクトが存在するかどうかを示す値を取得します。 | |
Kind | オブジェクトの型を示す列挙値を取得します。 | |
Language | コードの作成に使用されたプログラミング言語を取得します。 | |
Location | オブジェクトの宣言の位置を取得します。 | |
Members | この要素に含まれている項目のコレクションを取得します。 | |
Name | オブジェクトの名前を取得または設定します。 | |
Parent | 指定したオブジェクトの直接の親オブジェクトを取得します。 | |
Picture | ユーザー インターフェイスでアイコンとして使用するピクチャ オートメーション オブジェクトを取得します。 | |
Project | オブジェクトに関連付けられている Project オブジェクトを取得します。 | |
ProjectItem | 指定したオブジェクトに関連付けられている ProjectItem オブジェクトを取得します。 | |
StartPoint | コード項目の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
StartPointOf | オブジェクトの開始点を取得します。 | |
Structs | オブジェクトの構造体要素のコレクションを取得します。 | |
Typedefs | オブジェクトの typedef 要素のコレクションを取得します。 | |
Unions | オブジェクトの Union 要素のコレクションを取得します。 | |
Variables | オブジェクトの変数のコレクションを取得します。 |
このページのトップへ
メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AddAttribute | 新しい属性コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddEnum | 新しい列挙コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddFunction | 新しい関数コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddIDLCoClass | オブジェクトの .idl ファイルに新しい CoClass ステートメントを追加します。 | |
AddIDLImportLib | オブジェクトの .idl ファイルに新しい importlib ステートメントを追加します。 | |
AddInterface | 新しいインターフェイス コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddStruct | 新しい構造体コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddTypedef | 親オブジェクトに typedef ステートメントを追加します。 | |
AddUnion | オブジェクトに union ステートメントを追加します。 | |
AddVariable | 新しい変数コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
GetEndPoint | コード要素定義の末尾を示す TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
GetStartPoint | コード要素定義の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
IsSelf | 指定したコード要素が他のコード要素と同じかどうかを確認します。 | |
ValidateMember | 指定された名前が、オブジェクトのコンテキスト内で指定されている種類に適した有効な C++ の名前かどうかを検証します。 | |
ValidateMemberName |
このページのトップへ
解説
VCCodeIDLLibrary オブジェクトは、親ソリューションの .idl ファイルの library コード要素を表します。主にこのオブジェクトは、既存の library コード要素の要素を取得または変更するために使用します。
このサンプル コードをコンパイルして実行する方法については、「方法 : Visual C++ コード モデル機能拡張のプログラム例をコンパイルする」を参照してください。
例
この例は、最初の library コード ステートメントを取得し、メッセージ ボックスに表示します。
Sub GetFirstIDLLibrary()
Dim vcCM As VCCodeModel
Dim vcIDLLibrary As VCCodeIDLLibrary
vcCM = DTE.Solution.Item(1).CodeModel
vcIDLLibrary = vcCM.IDLLibraries.Item(1)
MsgBox(vcIDLLibrary.DisplayName)
End Sub