VCCodeFunction インターフェイス
ソース ファイル内の関数構成体を定義するオブジェクト。
名前空間: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel
アセンブリ: Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel (Microsoft.VisualStudio.VCCodeModel.dll 内)
構文
'宣言
<GuidAttribute("374A86A9-18BC-47F6-A273-87DDE5AB8670")> _
Public Interface VCCodeFunction
[GuidAttribute("374A86A9-18BC-47F6-A273-87DDE5AB8670")]
public interface VCCodeFunction
[GuidAttribute(L"374A86A9-18BC-47F6-A273-87DDE5AB8670")]
public interface class VCCodeFunction
[<GuidAttribute("374A86A9-18BC-47F6-A273-87DDE5AB8670")>]
type VCCodeFunction = interface end
public interface VCCodeFunction
VCCodeFunction 型で公開されるメンバーは以下のとおりです。
プロパティ
名前 | 説明 | |
---|---|---|
Access | この項目のアクセス属性を取得または設定します。 | |
Attributes | 親オブジェクトのすべての属性のコレクションを取得します。 | |
BodyText | 親オブジェクトの本体のテキストを取得または設定します。 | |
CanOverride | 関数をオーバーライドできるかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
Children | このコード コンストラクターに含まれているオブジェクトのコレクションを取得します。 | |
CodeModel | プロジェクトの VCCodeModel オブジェクトを取得します。 | |
Collection | このプロパティをサポートしているオブジェクトまたはこのコード コンストラクターに含まれているオブジェクトを含むコレクションを取得します。 | |
Comment | コード要素に関連付けられたコメントを取得または設定します。 | |
DeclarationText | オブジェクトの宣言を取得または設定します。 | |
DisplayName | この出力グループのユーザー インターフェイスに使用されている名前を取得します。 | |
DocComment | 現在のコード モデル要素のドキュメント コメントを取得または設定します。 | |
DTE | トップ レベルの機能拡張オブジェクトを取得します。 | |
EndPoint | コード項目の終了位置であるエディット ポイントを取得します。 | |
EndPointOf | 親オブジェクトの終了点を取得します。 | |
Extender | 要求された Extender オブジェクトがこのオブジェクトで利用できる場合はそれを取得します。 | |
ExtenderCATID | オブジェクトの Extender カテゴリ ID (CATID) を取得します。 | |
ExtenderNames | オブジェクトで使用できる Extender の一覧を取得します。 | |
File | このオブジェクトが定義されているファイルを取得します。 | |
FullName | オブジェクトのファイルの完全パスと名前を取得します。 | |
FunctionKind | 関数の使い方を示す列挙値を取得します。 | |
InfoLocation | コード モデルの機能を取得します。 | |
IsCaseSensitive | コード要素で大文字と小文字を区別するかどうかを示す値を取得します。 | |
IsCodeType | このオブジェクトから CodeType オブジェクトを取得できるかどうかを示す値を取得します。 | |
IsConstant | 項目が定数かどうかを示す値を取得または設定します。 | |
IsFinal | ||
IsInjected | 属性またはマクロの展開によって、コード要素が挿入されたかどうかを示す値を取得します。 | |
IsInline | 関数オブジェクトのインライン プロパティを取得または設定します。 | |
IsOverloaded | 関数がオーバーロードされているかどうかを示す値を取得します。 | |
IsReadOnly | 親オブジェクトを含むファイルが読み取り専用かどうかを示す値を取得します。 | |
IsSealed | 関数について IsSealed キーワードを設定または取得します。 | |
IsShared | 項目が静的に定義されているかどうか (項目がこのオブジェクト型のすべてのインスタンスに対して共通か、またはこのオブジェクト専用か) を示す値を取得または設定します。 | |
IsTemplate | 親オブジェクトがテンプレートであるかどうかを示す値を取得します。 | |
IsVirtual | 親オブジェクトが仮想オブジェクトかどうかを示す値を取得または設定します。 | |
IsZombie | オブジェクトが存在するかどうかを示す値を取得します。 | |
Kind | オブジェクトの型を示す列挙値を取得します。 | |
Language | コードの作成に使用されたプログラミング言語を取得します。 | |
Location | オブジェクトの宣言の位置を取得します。 | |
MustImplement | 項目が abstract で宣言されているかどうか (実装が必要かどうか) を示す値を取得または設定します。 | |
Name | オブジェクトの名前を取得または設定します。 | |
Namespace | 名前空間を定義するオブジェクトを取得します。 | |
Overloads | この項目の、オーバーロードされているメソッドのコレクションを取得します。 | |
Parameters | このアイテムのパラメーターのコレクションを取得します。 | |
Parent | 指定したオブジェクトの直接の親オブジェクトを取得します。 | |
Picture | ユーザー インターフェイスでアイコンとして使用するピクチャ オートメーション オブジェクトを取得します。 | |
Project | オブジェクトに関連付けられている Project を取得します。 | |
ProjectItem | 指定したオブジェクトに関連付けられている ProjectItem オブジェクトを取得します。 | |
Prototype | このオブジェクトのスタブの定義を保持する文字列を取得します。 | |
References | 現在、実装されていません。 | |
StartPoint | コード項目の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
StartPointOf | 親オブジェクトの開始点を取得します。 | |
TemplateParameters | クラス テンプレートに含まれるパラメーターのコレクションを取得します。 | |
Templatizations | インフラストラクチャ。マイクロソフト内部でのみ使用。 | |
Type | プログラムで使用する型を表すオブジェクトを取得または設定します。 | |
TypeString | 型の文字列形式を使用して、オブジェクトの型を取得または設定します。 |
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メソッド
名前 | 説明 | |
---|---|---|
AddAttribute | 新しい属性コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddInitializer | コンストラクターのメンバー初期化子リストに C++ 初期化子を追加します。 | |
AddParameter | 新しいパラメーター コード構成を作成し、適切な位置にコードを挿入します。 | |
AddTemplateParameter | テンプレート定義にパラメーターを追加します。 | |
GetEndPoint | コード要素定義の末尾を示す TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
GetStartPoint | コード要素定義の先頭を定義する TextPoint オブジェクトを取得します。 | |
IsSelf | 指定されたコード要素が親コード要素と同一かどうかを判断します。 | |
RemoveParameter | 引数リストからパラメーターを削除します。 | |
RemoveTemplateParameter | テンプレート定義からパラメーターを削除します。 |
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解説
VCCodeFunction オブジェクトを使用すると、既存の Visual C++ IDE ソリューションにおいて、関数レベルでコード モデル機能を使用できます。主にこのオブジェクトは、既存の関数コンストラクターを取得または変更するために使用します。
[!メモ]
このオブジェクトの機能の大部分は、Visual Studio の CodeFunction オブジェクトによって提供されます。詳細については、CodeFunction オブジェクトを参照してください。
このサンプル コードをコンパイルして実行する方法については、「方法 : Visual C++ コード モデル機能拡張のプログラム例をコンパイルする」を参照してください。
例
この例は、ソリューションのすべての関数を取得し、各関数名を表示します。
Sub GetFunctions()
Dim vcCM as VCCodeModel
Dim vcFunc as VCCodeFunction
vcCM = DTE.Solution.Item(1).CodeModel
For Each vcFunc in vcCM.Functions
MsgBox(vcFunc.DisplayName)
End Sub