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MSBuild 既知のアイテム メタデータ

次の表は、作成時にすべてのアイテムに割り当てられたメタデータの説明です。それぞれの例で、ファイル C:\MyProject\Source\Program.cs をプロジェクトに含めるために次のアイテム宣言が使用されました。

<ItemGroup>
    <MyItem Include="Source\Program.cs" />
</ItemGroup>

アイテム メタデータ

Description

%(FullPath)

アイテムの完全パスが含まれます。次に例を示します。

C:\MyProject\Source\Program.cs

%(RootDir)

アイテムのルート ディレクトリが含まれます。次に例を示します。

C:\

%(Filename)

拡張子の付かない、アイテムのファイル名が含まれます。次に例を示します。

Program

%(Extension)

アイテムのファイル名の拡張子が含まれます。次に例を示します。

.cs

%(RelativeDir)

Include 属性に指定されたパスが最後の円記号 (\) まで含まれます。次に例を示します。

Source\

%(Directory)

ルート ディレクトリのないアイテムのディレクトリが含まれます。次に例を示します。

MyProject\Source\

%(RecursiveDir)

Include 属性にワイルドカード ** が含まれる場合、このメタデータはワイルドカードを置き換えるパスの一部を指定します。ワイルドカードの詳細については、「方法: ビルドするファイルを選択する」を参照してください。

C:\MySolution\MyProject\Source\ フォルダーに Program.cs ファイルが格納されている場合、およびプロジェクト ファイルにアイテム

<ItemGroup>

<MyItem Include="C:\**\Program.cs" />

</ItemGroup>

が含まれている場合は、%(MyItem.RecursiveDir) の値は MySolution\MyProject\Source\ になります。

%(Identity)

Include 属性で指定されたアイテム。次に例を示します。

Source\Program.cs

%(ModifiedTime)

アイテムが最後に変更された時間からのタイムスタンプが含まれます。次に例を示します。

2004-07-01 00:21:31.5073316

%(CreatedTime)

アイテムが作成された時間からのタイムスタンプが含まれます。次に例を示します。

2004-06-25 09:26:45.8237425

%(AccessedTime)

アイテムが最後にアクセスされた時間からのタイムスタンプが含まれます。

2004-08-14 16:52:36.3168743

参照

概念

MSBuild 項目

MSBuild バッチ

その他の技術情報

MSBuild リファレンス