次の方法で共有


方法 : RPC デバッグを使用して COM クライアントおよびサーバーをデバッグする

リモート プロシージャ コール (RPC: Remote Procedure Call) デバッグを使用して、COM クライアント/サーバー アプリケーションをデバッグできます。このデバッグを行うには、あらかじめ RPC デバッグを有効にする必要があります。RPC デバッグを有効にすると、ステップ実行でクライアントからサーバーを呼び出すときに、デバッガーがサーバーにアタッチし、コードのデバッグができるようになります。デバッガーをアタッチすることにより、クライアントおよびサーバーのどちらのプロセスでも、デバッガーのすべての機能を使用できます。

RPC デバッグを有効にするには

  1. [ツール] メニューの [オプション] をクリックします。

  2. [オプション] ダイアログ ボックスで、[デバッグ] フォルダーを選択します。

  3. [ネイティブ] をクリックします。

  4. [RPC デバッグ] チェック ボックスをオンにします。

    [!メモ]

    RPC 呼び出しをデバッグするには、管理者またはパワー ユーザーの権限が必要です。

    [!メモ]

    Microsoft Windows Vista が実行されているリモート サーバーへの RPC ステップ実行は、そのリモート サーバーにネイティブ デバッガーがアタッチされている場合のみ機能します。それ以外の場合、エラー メッセージが表示されることなく RPC 呼び出しが失敗します。何らかの方法で RPC 呼び出しに成功したとしても、RPC 呼び出しへのステップ インは正常に機能しません。

参照

概念

COM サーバーおよび COM コンテナーのデバッグ

その他の技術情報

Visual Studio でのデバッグ