方法 : RPC デバッグを使用して COM クライアントおよびサーバーをデバッグする
リモート プロシージャ コール (RPC: Remote Procedure Call) デバッグを使用して、COM クライアント/サーバー アプリケーションをデバッグできます。このデバッグを行うには、あらかじめ RPC デバッグを有効にする必要があります。RPC デバッグを有効にすると、ステップ実行でクライアントからサーバーを呼び出すときに、デバッガーがサーバーにアタッチし、コードのデバッグができるようになります。デバッガーをアタッチすることにより、クライアントおよびサーバーのどちらのプロセスでも、デバッガーのすべての機能を使用できます。
RPC デバッグを有効にするには
[ツール] メニューの [オプション] をクリックします。
[オプション] ダイアログ ボックスで、[デバッグ] フォルダーを選択します。
[ネイティブ] をクリックします。
[RPC デバッグ] チェック ボックスをオンにします。
[!メモ]
RPC 呼び出しをデバッグするには、管理者またはパワー ユーザーの権限が必要です。
[!メモ]
Microsoft Windows Vista が実行されているリモート サーバーへの RPC ステップ実行は、そのリモート サーバーにネイティブ デバッガーがアタッチされている場合のみ機能します。それ以外の場合、エラー メッセージが表示されることなく RPC 呼び出しが失敗します。何らかの方法で RPC 呼び出しに成功したとしても、RPC 呼び出しへのステップ インは正常に機能しません。