単純な読み取り専用プロバイダーの機能の拡張
2 番目の例では、 インターフェイスを追加することにより単純な読み取り専用プロバイダーを拡張する方法を示します。IRowsetLocateImpl は、IRowsetLocate インターフェイスの実装を作成し、ブックマーク サポートを追加します。
プロバイダーのテストが成功したら、このプロバイダーの機能を拡張して、プロバイダーの更新可能化、トランザクションの処理、行フェッチ アルゴリズムのパフォーマンスの向上などを行うことができます。プロバイダーの機能拡張の大半は、既存の COM オブジェクトへのインターフェイスを追加することによって実現できます。
ここでは、CAgentRowset に IRowsetLocate インターフェイスを追加して、行フェッチ機構を拡張する例を示します。以下の操作手順について説明します。