CAtlModule クラス

このクラスには、複数の ATL モジュール クラスで使用するメソッドが用意されています。

class ATL_NO_VTABLE CAtlModule :
   public _ATL_MODULE

メンバー

パブリック コンストラクター

名前	説明
CAtlModule::CAtlModule	コンストラクターです。
CAtlModule::~CAtlModule	デストラクターです。

パブリック メソッド

名前	説明
CAtlModule::AddCommonRGSReplacements	ATL レジストリの構成 (レジストラー) 置換マップにパラメーターを追加するには、このメソッドをオーバーライドします。
CAtlModule::AddTermFunc	モジュールが終了したときに呼び出される新しい関数を追加します。
CAtlModule::GetGITPtr	グローバル インターフェイス ポインターを返します。
CAtlModule::GetLockCount	ロックの数を返します。
CAtlModule::Lock	ロック カウントをインクリメントします。
CAtlModule::Term	すべてのデータ メンバーを解放します。
CAtlModule::Unlock	ロック カウントをデクリメントします。
CAtlModule::UpdateRegistryFromResourceD	登録するために指定したリソースを登録または登録解除に含まれるスクリプト オブジェクトを移動します。
CAtlModule::UpdateRegistryFromResourceDHelper	このメソッドは UpdateRegistryFromResourceD で、レジストリの更新を実行するために呼び出されます。
CAtlModule::UpdateRegistryFromResourceS	登録するために指定したリソースを登録または登録解除に含まれるスクリプト オブジェクトを移動します。このメソッドは、ATL レジストリ コンポーネントに静的にリンクされます。

パブリック データ メンバー

名前	説明
CAtlModule::m_libid	現在のモジュールの GUID が含まれます。
CAtlModule::m_pGIT	グローバル インターフェイス テーブルへのポインター。

解説

CAtlDllModuleT のクラス、CAtlExeModuleT のクラスと CAtlServiceModuleT のクラス して、このクラスがアプリケーションの DLL、EXE のアプリケーションと Windows サービスをサポートするには、それぞれ使用されます。

ATL モジュールの詳細については、ATL モジュール クラスを参照してください。

このクラスは、ATL の以前のバージョンで使用されている旧式の CComModule クラス を置き換えます。

継承階層

_ATL_MODULE

CAtlModule

必要条件

ヘッダー: atlbase.h

参照

関連項目

_ATL_MODULE

ATL モジュール クラス

その他の技術情報

ATL クラスの概要

ATL レジストリ コンポーネント (レジストラー)