TFSLabConfig TPCLibraryShare コマンド
[!メモ]
これらのコマンドは SCVMM 2012 サーバーでのみ機能し、SCVMM 2008 R2 サーバーではサポートされていません。
チーム プロジェクト コレクションに対してライブラリ共有を追加または削除する場合、またはライブラリ共有の Lab Management 設定を変更する場合には、TPCLibraryShare コマンドを使用します。
これらのコマンドを実行するには、指定したコレクションの Team Foundation Server のチーム プロジェクト コレクション管理者グループのメンバーである必要があります。また、ホスト グループを追加する元の SCVMM サーバーの管理者または代理管理者のロールのメンバーである必要があります。さらに、Team Foundation Server の他のチーム プロジェクト コレクションが既に同じ SCVMM ライブラリ共有を使用していないことを確認する必要があります。
TfsLabConfig TPCLibraryShare
/collection:collectionUrl
[/add
/scvmmLibraryShare:vmmLibrarySharePath
/name:libraryShareName
[/autoprovision:{True|False}]]
[/delete
/name:libraryShareName
[/noprompt]]
[/edit
/name:libraryShareName
[/autoprovision:{True|False}]
[/noprompt]]
[/list]
[/listscvmmlibraryshares]
パラメーター
オプション |
説明 |
---|---|
collection:collectionUrl |
必須。Team Foundation Server のアプリケーション層のチーム プロジェクト コレクションの URL を指定します。 |
add |
指定したライブラリ共有をチーム プロジェクト コレクションに追加します。/add と共に /collection、/scvmmlibraryshare、および /name の各オプションも指定する必要があります。 |
scvmmLibraryShare:vmmLibrarySharePath |
/add を使用する場合に必ず指定します。VMM 共有の完全修飾ドメイン名 (FQDN) を指定します。FDQN パスは、VMM 管理コンソールを使用して取得できます。 |
name:libraryShareName |
/add、edit、および delete を使用する場合に必ず指定します。チーム プロジェクト コレクション内のライブラリ共有の名前を指定します。 |
autoProvision:True|False |
/add または /edit を使用する場合にオプションとして指定できます。ライブラリ共有がコレクション内の各チーム プロジェクトに自動的に割り当てられるかどうかを指定します。既定では、/autoProvision は True に設定され、コレクション内のチーム プロジェクトにライブラリ共有が自動的に割り当てられます。/autoProvision オプションは、既存のチーム プロジェクトにのみ影響します。 |
Delete |
指定したライブラリ共有をチーム プロジェクト コレクションから削除します。/collection オプションおよび /name オプションと一緒に指定する必要があります。 |
noPrompt |
/add、/edit、または /delete を使用する場合にオプションとして指定できます。コマンド ウィンドウで進捗状況や結果データを非表示にします。 |
edit |
ライブラリ共有の Lab Management 設定を変更します。/collection オプションおよび /name オプションと一緒に指定する必要があります。 |
list |
指定したチーム プロジェクト コレクションに割り当てられているすべてのライブラリ共有を一覧表示します。 |
listscvmmlibraryshares |
VMM で使用できるすべてのライブラリ共有を一覧表示します。 |
使用例
この例では、チーム プロジェクト コレクションにライブラリ共有が追加されます。
TFSLabConfig TPCLibraryShare
/collection:http://abc:8080/TFS/Collection0
/add
/scvmmLibraryShare:"LibraryShares\LibraryShare1"
/name:LibraryShare1
参照
関連項目
TFSLabConfig TPCHostGroup コマンド